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道楽三昧。〜あーりん生誕祭に行った〜

2021.10.17 06:54

昨日は昼間、釣りの会に参加して参りました。

大学時代の後輩や昔の呑み仲間が、最近示し合わせたかのように釣りをしている。

そういうお年頃、ということなのだろうか。

Instagramを開くと、必ずお魚を見掛ける。

私もお魚釣りしたーい!と、ネットで調べて見つけた募集に応募。

BBQと釣りの会だったのだが、BBQは満員で、釣りだけなら参加出来ますよとの事で、是非、とお返事をした。

昔から、思い立ったらスグ飛び込むタイプ。

お写真は最後に釣れたおチビちゃん。

名前は忘れちゃった。

この子は海に帰しました。

たくさん食べて、たくさん泳いで、大きくなるんだよ。

疑似餌のついた仕掛けだったが、なかなか釣れず。

その後、小さい海老の餌オキアミをつけた途端、ばんばか釣れ出す。

私は4匹くらい釣りました。

サバだそうです。

活きが良過ぎて、釣り糸がぐちゃぐちゃに絡まって大変だった。

こちらは内臓を取って下さっている様子。

めちゃくちゃ釣れてしまい、途中からは海へリリース。

「初心者の方は、これが釣りだと思っちゃうかもね。」

と、毎回釣れるわけではないと仰っていた。

わかります。

小学生の頃、父親に連れられ海釣りしに行ったが全然釣れず、暑いし買ってもらったチョコレートは溶けるし、最悪もう釣りなんて行かないっ、と思った。

今回は恐ろしいほど釣れました。

正味90分程で4匹って、私の短い釣り史上一番釣れたのでは。

めちゃんこ楽しかったあ。



広大な海原を眺めながら、ゆらゆらと膨らんだり凹んだりを繰り返す水面に諸行無常を感じた。

最近木の幹を観察して、その肌の違いや感触に感銘を受けたのだが、水面にも同じ感覚が湧いた。

と同時に、私は今まで海のどこを見て描いていたのだろう、と思った。

好んで選ぶモチーフではなかったが、美大予備校時代をはじめ、何百枚と描いてきた絵の中に数枚は、海が入っていたはずで。

描き出すことに精一杯で、そこにある対象物をなにも捉えられていなかったのだな、と改めて思った。

感動が満ちていないのに、形だけなぞるなんて、稚拙極まりない。

でもきっと、がむしゃらで稚拙なあの頃が無ければ、今それに気付けた自分もいなかったんだろう。

なにかを創ったり作品に触れようとするのは、心を解放したい、というサインなのかもしれない。

潜在意識を解放してあげられれば、この厄介な脳味噌を持つ身体でも、もうすこし楽に生きられる気がしている。

そのための練習と、訓練。

きちんと認めて、諦めて、明らかにしていく。

突然良くはならないのは百も承知で、1ミリずつでも、少しずつ。

釣りの会を終え、皆様はBBQへ行かれるとの事だったので、ありがとうございましたとお伝えし、てくてく。

時間さえあれば、どこまででもわりと歩きたい人。

豊洲市場前から有楽町まで歩きました。

海、さいっこー!!の顔。

朝の散歩でも心掛けているのだけど、その場その場で深呼吸をしている。

その日その時の、その場の空気を、身体の中に充満させて取り込むイメージ。

今日は潮風のかおり。

目一杯吸い込んで、20秒くらい掛けて息を吐き、再び目一杯、空気を吸い込む。

身体の換気と称するのが相応しいかもしれない。

それが例えば排気ガスのかおりでも、きちんと吸い込み、吐き出す。

その時、その場所で生きていたのだという証が私なのだと思うと、漠然と、世界への愛おしさが湧いてくる。

故郷横浜にいる頃は毛嫌いしていたけれど、潮臭さも、悪くないね。

なぜ有楽町かと言いますと、とても行きたいお店があってのこと。

前職の頃、足繁く通った立ち飲み屋さん。

有楽町駅前、電気ビル地下街の一番奥にある、きくのこ。

このお店がなければ、私は銀座に7年も通勤していなかったんじゃないだろうか。

日曜日が定休で、それ以外は営業している。

オフィス街なので、土曜日は大抵ガラガラ。

ご時世もあるし、まさかだけれど閉店していませんようにと願いながら地下の階段を降り切ると、見覚えのある店構えが見えてひと安心。

先客がお1人いて、1人分空けて隣に落ち着く。

「瓶ビールですか?」

と、いつもの店員のお姉さん。

2、3年振りとかなのに十八番の注文を覚えていてくれて、ちょっと恥ずかしくてすごくすごく嬉しかった。

大好物のうなぎの肝串を注文する。

店員のお姉さんとは2年程前、本当に偶然、早稲田ZONE-Bで再会した。

対バンを観に来たそうで、私はダムダム団で出演を終えたところだった。

「おねえさんが出るって知ってたら、はやくきたのにー!!」

なんて嬉しいことを言ってくれる、素敵な人である。

大瓶を半分ほど空けたあたりで、先客のお兄さんとちょこちょこと会話し始め、最終的に大盛り上がり。

くだらない話から謎に深い話までして、これだから酔っ払いはやめらんないよねと醍醐味を存分に味わった。

大瓶2本を空け、そろそろ行かなくちゃなんですと主演映画のチラシをよろしければとお渡しする。

お店に貼って戴く分も、お渡ししてきました。

最近、嬉しい出逢いと再会が多くて、本当に幸せなことだなあ。

すごくよいお店なので、有楽町にお立ち寄りの際は是非。


急ぎ足で、三軒茶屋ヘブンスドアへ。

あーりんのお誕生日ライブでした。

少し遅れちゃったけど、1組目だったにゃんにゃんブーメランに間に合った。

念願の、みかんさんとにゃんにゃん。

宇宙ちゃんが映画の宣伝をしてくれました。

大瓶2本を平らげた後だったので、着くなりエンジンフル稼働の私。

最前線で、踊るわめくの大騒ぎ。

なぜかヒゲと味噌汁の曲中ステージに上げて貰い、みこちゃんと一緒になって客を煽る始末。

主張が激し過ぎる。

おまえの生誕祭じゃあ、ないんやぞ。

ただの客やぞ。

あーりんは昨日もめっかわでした。

40歳には見えないよなあ。

完全に歳下だと思っていたよ、わたしゃ。

演者さんみんな素晴らしかったし、お客様もみんな愛に満ち満ちていて、本当に行って良かった。

チビちゃんがお酒をたくさんご馳走してくれて、食堂えでんさんの美味しいフードも食べられてまさに至福であった。

あーりんお誕生日おめでとう。

大大大好き。

また近いうちにご一緒したいちゃん。


帰宅方面が同じだった丑山さんと缶ビール片手に帰り、高円寺の駅前で一杯だけ寄り道飲酒。

ではではと別れた後、帰るかなまだ呑み足りないなあと思っていたら、いわゆるナンパに遭遇。

いつもならハイハイと門前払いをするのだが、なんというかイイ奴っぽかったので、まあなんだからとちょっと呑むことに。

また謎に深い話なんかを繰り広げ、そのままのノリで朝までカラオケフリータイムになだれ込む。

「じゅんじゅん歌うまい!」

と褒められて、鼻高々。

よかったら予告だけでも観てみてよと、別れ際に映画のチラシを手渡す。

阿佐ヶ谷に住んでいるというので、また呑もうよねとバイバイ。

人生って、予測不能でマジ楽しいなあ。

生きててよかったあ。

チケットご購入戴きました皆様、重ね重ね、ありがとうございます!

購入検討中だよという方、まだ余裕ありそうですので、無理のない範囲で、是非。

これから出会う方々、お久し振りの皆様、劇場でお会いできる顔を想像して、わくわくしております。

本番まで、宣伝活動がんばりますね。

よろしくお願い致します。