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アフリカとファッションビジネス

2021.10.17 03:15

大量に買って、

断捨離だー!!!ってポイポイ捨てて、

っていう、消費行動の先の景色。


だいぶ知られてきたけど、

ファストファッションの裏側。


【商品ができるまで】

まずは原料のコットンを育てるためにめちゃめちゃ農薬を使う。

その農薬がコットン農家やその近隣に住んでいる人たちの健康を害している。

そして、そのコットンを染色する時に

排水が垂れ流しになっていて、

それも環境とそこに住む人たちを害している。

そして、それを縫製するのは途上国の人たち。

劣悪な環境で過酷な労働を強いられていることもある。

詳しくは下記リンク参照


【私たちが購入して捨てるまで編】

先進国に届いた、安くて可愛い服たちを

私たちはうわ!お買い得♡と、

買っていく。

買わないと経済は回らないし、

限られた予算でおしゃれを楽しむことも必要なので

ファストファッションのアイテムを買うのはダメだと思うっていう事ではない。

私が変えて行った方がいいなと思うのは、

大切にしたいから、

気に入ったから、というより、

安いからとりあえず買っておこうって

無駄にたくさん買って、

あぁ、部屋が散らかるって

さ!やっぱり運気を上げるには断捨離だー!!!って、ぽいぽい捨ててしまうこと。



【捨てられたあと】

リサイクル資源、支援、など

いろんな名目でゴミがアフリカ大陸に運ばれていく。


一部は古着商たちが仕入れて販売しているが、

残念ながら美意識のある彼らにとって

ファストファッション の古着は魅力がなく、

ただのゴミと感じるようだ。


そして、ほとんどの古着が行き場もなく

アフリカの大地に埋め立てられていく。

時には灼熱の太陽で

衣類の染料に使われた成分などから

毒ガスを発生させることもある。


私たちの生活と、アフリカの人の生活。

日本で生活していて

ほとんどの人は意識することはほとんどないと思うけど、実はこんな形でも繋がってる。


ものが産み出され、

日本や西側諸国でその役目を終えた後。

役目を終えて一部は古着として販売されるものの、

残りは埋め立てられ、

埋め立てられた物の一部が海に流れ出し、

生き物を窒息させたり、

マイクロプラスチックになって食物連鎖の中に入り込んでいったりする。 

つまりは、自分たちの捨てた服

     ↓

アフリカで埋め立てられる

     ↓

一部が海に流れ出す

     ↓

海の生き物を窒息させたり、

マイクロプラスチックとなる

     ↓

生物に取り込まれたマイクロプラスチックは

食物連鎖を通じて私たちの体にも溜まっていく


自分たちの目先の消費にだけ夢中になってると、

じわじわと巡り巡って

自分自身の住む環境、

自分自身の健康に影響も及ぼす可能性があるってこと。


遠い世界のどこかだけの問題じゃなと思うんだ。