#竹内流備中伝 #横浜根岸道場では#体術 #抜刀取を稽古 3.10.16
2021.10.17 12:24
竹内流備中伝 横浜根岸道場では、前回(7月31日)の稽古の続きとして抜刀取を稽古。
抜刀取の8本目は閂取であるが、同名の閂捕(組討)や立手猿②(小乱)とも通じるものがあるため、これらを織り混ぜながら稽古を始めた。
組討 閂捕
小野館長が示された閂取(紅葉狩)も稽古する。
意表を突いた型である。
相手の右腕を回転受身してから極める稽古型であるが、回転受身しながら極めに持ち込むには、相手を怪我させないようにハズミに気をつける必要がある。
抜刀取
立手猿 小乱之型(komidare no kata)
抜打ちに来る相手の腕に、猿が枝に飛び付くようにして、相手の腕に立手猿②をかけるのが、抜刀取の閂取である。
抜刀取
閂取②は横笛で相手を左に倒して左膝で閂捕を極めるが、不安定さが残る。
伏返して極める方が捕手には相応しいか?
猿剣
抜打ちに来る相手の腕に、猿が枝に飛び付いたあと、相手の腕に立手猿②をかけたまま、左足を中心に回転して、地に伏せ止めるのが、抜刀取の猿剣である。
猿剣と似ているが、右鎌手から相手の柄をとりつつ、通捕手の2.擦違早縄止のように左手は相手の臂を抑えながら伏せ止めるのが、10.剣搦手。
上入、下入の元型は、奥斎手。奥斎手は小太刀で相手の手を制してから脱刀する。無手で行うには、躱し打に工夫が要る。