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バー Taylor Adamへ

2021.10.19 01:50

先週末はラッフルズプレスに新規オープンしたTaylor Adamへ

Benoitの服を作りに来たのではなくて、一杯飲みにやって来たのです。

昔ながらのテーラーな店構えで、オープンともクローズとも看板にはかかっていないからBenoitは閉まってるんじゃないの?と言うけれど、私はそんな事ないでしょう!とドアノブを回した。

中に入ると、小さなカウンターの向こうの女性が採寸の予約はありますかと?

え~~っとココはバーですよね?と戸惑っていると、Benoitが一杯飲みに来たのだけど・・・・・と。

笑えるけれど、ドアを開けた瞬間からスタッフによる寸劇が始まっていたのでした。

棚には襟や袖口のサンプルや生地のサンプルが並んでいて、本当にテーラーみたい。

で、9時までだったら大丈夫という事で、入店成功!

いわれがるままに、カーテンで仕切られたスタッフの言う試着室に入った。

そこは鏡張りで、ある合言葉を言うと扉が開いてバーに入れると言う遊び心満点。

仄暗いバーは至ってシンプルで、さっきまでの小芝居はここにはない。

カウンターに座った私達。私はキールロワイヤルみたいなカクテル、プリンスオブウェールズ。

Benoitはジンベースのデンジャラスなんとかと言うカクテル。

おつまみにモッツァレラチーズとフィッシュコロッケ。

聞くと、この日はオープンして2日目との事だった。場所柄仕事帰りに寄った風な2人組がポツポツと座るだけだった。

棚にあった見た事のないジンのボトルはタイのジンだそうで、初めて開けるボトルだからなのか、バーテンダー二人で香りを嗅いだり、テイスティングしたり・・・私達もテイスティングさせてもらった。


Benoitがこれを使ってオーダーしたのはドライマティーニ。軽めのジンなので、あっさりとした飲み口。


今規制中で2名までしか飲食を共に出来ないシンガポール。規制解除されたら流行るのではないかなぁ~と思っている。