耳眩暈　耳のめまい

耳源性眩暈

突然めまいが起こり、周囲の物がぐるぐる周り、

体が傾き倒れ起き上がれず、

悪心、嘔吐し、

耳が塞がり、耳鳴りがする。

漢方では、

脾・腎・肝の働きが悪くなるためであり、

耳だけの機能低下ではありません。

①元気を作り出す脾(胃腸)の働きが悪くなると、

耳、頭などに栄養がめぐらず、

不必要な湿濁が停滞する。

②先天の元気を蓄えている腎の働きが悪くなると、

脳髄液が減少し、耳に栄養が届かなくなる。

また、水液、飲食物の代謝が低下し、

余分な水濁がたまる。

③水血気を全身にめぐらせる肝の働きが悪くなると、

めぐりらず上逆となり、耳を塞ぐ。

くよくよが続いたり、

いらいらばかりしていたり、

加齢、過労、発汗し過ぎ、寝不足などが

突然の耳眩暈を引き起こします。

脳の検査をし、

耳の検査をしても、

異常がなく、

治らないと諦めたり、焦ったりしないで下さい。

また、

めまいが無くなっても、

耳鳴り耳の塞がりが残ってしまうことが多くあります。

そのまま放っておくことは、

胃腸・腎・肝の働きをますます低下させてしまうこととなります。

諦めず、焦らず、

ご自分の体と心の危機管理を、

状態に合った、体質に合った漢方薬でして下さいね。

そして、

普段より調子が悪い時には無理をせず、注意して過ごす。

調子が良い時にも危機管理を忘れないことが大切です。

病気の原因は、

日頃の生活の中に潜んでいます。

ご相談下さい。

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