父と子〜Father And Son Great Days by MINI-Z〜
子供は親父の背中を見て育つという。僕も親父の端くれだから自分の背中はどうなっているのだろうか?と気になっている。 どうしてこんなことを思ったのかというと、京商厚木本社1Fにある【Mini-Z Beginner's Day (ミニッツビギナーズデイ) @ R246_0409】に参加する「素敵な親子たち」の姿を見たからだ。
ミニッツビギナーズデイとは、ショップのヒゲ店長竹内さん、佐々木さんと共に、その日にあわせて開発スタッフ岩崎さんがお店に来て、気軽に質問や疑問、修理や調整などの相談を受ける取り組み。さりげないサポート役として、安心な存在を少々担ってるようだ。
✳︎どなたでもウェルカム(MY MINI-Z持参、レンタルカーなど)で、次回の実施スケジュールなどは、ショップブログやFacebookなどで告知しているので、気になる方がいらっしゃれば、是非、ご参加くださいね。
自分(今年43歳)の幼少期の時はどうだったのか?と思い出しているが、僕の親父は家族のために一生懸命働いていただけなような気がする。クルマ好きでもなく、模型好きでもなかった。でもボクという子供を想うが故のできうる限りのサポートをしてくれたんだ。YoutubeもSNSもなかったあの時代、ラジコン専門誌(もちろんラジマガ!)で知り得た「ものすごいかっこいい、京商のRCが欲しい!」と、背のびした小学5年生の僕のまじめなリクエストに、大きく応えてくれた親父への感謝と共に、今振り返れば自分を克明に見ていてくれたのだとわかる。
決して上手に組み立てられたとは言い難い愛機「オプティマミッド(後にアルティマ)」と「8時間かけて満充電になるバッテリー」を寝る前にセットし、別売のプロポ等をママチャリのカゴに入れ、バギーコースがあった80年代の京商厚木サーキットに通った(1ヶ月に1,2回ぐらい。。が最高に楽しみだった)。
あの日の一生懸命に取り組んだ記憶は、いまでも忘れられ無い。大袈裟かもしれないが、学生時代にバイトで購入した実車も嬉しかったが、はじめて本格RCをGETした時の感動の方が、比較すれば僕にとって強いインパクトがあったし、それが初の「愛車経験」だった。
✳︎現在は屋外サーキットとMINI-Z専用コース
現在、子供の時に見上げていた大人の立場にたっているが、今の子供達が20年後にこれからの10年を振り返った時に、それがあたかも僕たちにとって、毎日エンジン全開で走っていた80年代、90年代のように、きらきらと輝いて見える時代にしてあげられるように、もう一度、あの頃の気持ちを抱きしめて、ネジを巻きなおせたら、尚更、素敵だよね。
京商ミニッツシリーズは、1999年に登場し、古今東西の名車を再現。単四アルカリ電池4本で最高性能を出すをコンセプトに、完成済み、改造パーツ多数。走行して楽しい手のひらサイズのスケールカーの最高峰!なんてアイテムが現代にあることが、自分の会社の商品で恐縮だが、、正直羨ましい。