刺激をしない刺激２

まず椅子に座ってください。

軽く腰をたて背筋を無理せず背筋を伸ばしてみてください。

無理やりではなく軽くです。

顎を軽くひいてみてください。

この姿勢を保ったまま足が床から１センチだけ上がるようにしてください。

ほら、２センチあがってません？

身体を倒して無理やり足をあげようとしてません？

手に力が入ってませんか？

肩にも力が入っているんじゃないですか？

それら全ては足を１センチあげるのに必要のない動きです。

だって１センチですから・・・。

あがらないはずはない。

でも上がらない。

これがあなたの足を動かす意識です。

足を１センチあげるという行為ですらうまく命令できてません。

ここで問題があるんです。

うまくできないという思いを持ったとき・・・。

うまくやろうとします。

うまくやろうとするとうまくできません。

おかしなものですよね。

今起こっている現象をそのまま受け入れるように意識してみてください。

さっきよりうまくできるようになると思います。

うまくやろうとするとできない最も良い例なのです。

できる人はうまくやろうとしていません。

ただやっているだけなのです。

この違いわかります？