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受講者アンケート評価を上げる秘密

2017.04.09 22:00

どんなに完成されたセミナーコンテンツでも。

自分で生み出したものじゃないとしたら、貸衣装を着ているも同然です。


しかもアンケート評価もイマイチ。

なぜでしょう?


受講者は「自分の為」にセミナーに来ています。

例えば就職セミナーで家族の為、あるいは妻や子の為であったとしても。

最終的にその物語の主人公は本人です。

本人が得るものがあって、感じるものがあって。

それで初めてリアルセミナーの意味が出てきます。


ぶっちゃけて本当にコンテンツそのものが良いセミナーなのであれば、

わざわざリアルセミナーを開催する意味も薄れてきます。

初音ミクにしゃべってもらいましょう。


今や受験勉強でも、VTR授業なんて当たり前。

聞きたいことだけ個人質問をすればいいんです。


もちろん、講師そのものに強烈な魅力があれば、

そのキャラクターに惹かれて会いに行きたいという場合もあります。


ただ、公共系の事業だと講師は選べないです。

そればかりか性格上、講師の紹介もされていない場合がほとんどです。

そんな中でアンケートの評価を上げるにはどうしたらいいかのでしょう。


それは、受講者の問題に向き合うことです。

ただグループワークやペアワークを挟むだけでもいいので、

講師はその言葉を「聞かないフリしてメッチャ聞く」のです。

聞かないフリが重要!

だってそばに良く知らない講師がいて本音なんて出にくいです。


講師が言いたいことを伝えるのではなく、

受講者が聞きたいことを伝える。


知らないフリして聞いて、しっかりとそれに応える。

それをするだけでアンケート評価が上がります。


アンケート評価について書くのは、嫌らしいって思う方もいるかもしれませんが、

アンケートは受講者が自分にとっての学びを言語化する大切なワークです。


ここで学びをしっかりと書けなければ、今日のセミナーの記憶は聞けていきます。

エビングハウスの忘却曲線では翌日には74.4%の記憶が消えます。

でも、大丈夫。

口に出す、思い出す、ノートを見る、シェアする、言語化する。

それだけでも記憶に定着していきます。


アンケート評価なんて気にしないという場合ほど、

そのコメントに注目してみませんか?

実はセミナーの進むべき方向性が書かれている場合が多いのです。