VOLKSWAGEN|フォルクスワーゲンのアイコニックモデル
日本カーオブザイヤーを輸入車として初めて受賞
言わずとしれたフォルクスワーゲンのアイコニックモデル「ゴルフ」。
今年6月に8年ぶりのフルモデルチェンジをおこない、先代モデルの相場の動きが気になるところ。現段階での相場変動はさほどないが、買取相場が若干値下がり傾向にあるため、今後販売価格への影響も期待したい。
今回イチオシの7代目ゴルフは、当時の最先端テクノロジーを投入した高度な安全性、クラスの常識をはるかに超える最高レベルのクオリティ。さらに生産の効率化を図り、より多くの人に高品質なクルマを届ける次世代モジュールコンセプトMQBを採用した初のモデルである。
オーディオにはナビゲーションシステムにタッチパネル。安全面では後部座席を含めて9つ のエアバッグやフロントアシストプラス(衝突軽減ブレーキ)を全モデルに標準装備し、高い安全性を誇っている。
ハッチバックタイプの「GTI」を除き、「平成17年排出ガス基準75%低減レベル(☆☆☆☆)」と「平成27年度燃費基準+20%」を達成し、燃費性能の評価も高い。この7代目ゴルフは「ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー2013」、「欧州カー・オブ・ザ・イヤー2013」で戴冠。 日本でも輸入車として初となる「日本カー・オブザ・イヤー」を受賞し、名実ともに日本国内でも名誉あるモデルとして高く評価されている。
▼フォルクスワーゲン ゴルフTSIコンフォートラインマイスターSPECIFICATION
全長×全幅×全高:4265×1800×1480㎜
車両重量:1240㎏
ホイールベース:2635㎜
エンジン種類:直列4気筒DOHC16バルブICターボ
総排気量:1197㏄
最高出力:105ps(77kW)/4500~5500rpm
最大トルク:17.8kgf・m(175N・m)/1400~4000rpm
JC08モード燃費:19.1km/L
サスペンション前:マクファーソンストラット(スタビライザー付)
サスペンション後:トレーリングアーム
ブレーキ前:ベンチレーテッドディスク
ブレーキ後:ディスク
タイヤサイズ:225/45 R17
乗車定員:5名
▼フォルクスワーゲン ゴルフ(先代モデル)
相場価格
H25~R2年
59.8~328万円
(Mj-net調べ 2021年10月10日現在)
マイナーチェンジで前後バンパーのデザインなどが刷新されているため、前期と後期で印象も異なる。前期、後期とターゲットを絞ると、より探しやすくなるだろう。
▼VW ゴルフⅦ 変遷
H25年4月 7代目ゴルフがデビュー
TSI コンフォートラインとTSI ハイラインの2車種を用意
H25年9月 スポーツモデルのGTIがラインナップに追加
H26年2月 国内フラッグシップモデルのゴルフRが発売開始
H27年9月 プラグインハイブリッドとなるゴルフGTEを発売開始
H29年5月 安全装備や快適装備が拡充
前後バンパーのデザイン刷新
LEDテールランプを標準装備ハイラインにLEDライト採用
▼INTERIOR
質感の高さを際立たせるインパネまわり
際立つ個性ではなく、コンベンショナルな質の高さを感じさせるインパネまわり。モノトーン基調でシックにまとめている。
▼ENGINE
燃費性能に優れた3タイプのユニット
スタンダードグレードは1.2リッターエンジンを搭載。ハイラインには1.4リッターが搭載され、ディーゼルも用意。いずれも燃費に優れる。
▼UTILITY
ラゲッジスペースはフル乗車時でも十分な容量
十分な容量を確保したラゲッジスペース。フル乗車時で380リッター、後席を倒せば1270リッターのスペースが生まれる。
▼RUNNING
インタークーラーターボ搭載で小気味の良い走りを体現
圧倒的な馬力こそないものの、インタークーラーターボ搭載で走りは小気味の良さがあり、快適なドライブが楽しめる。
▼EXTERIOR
ゴルフの王道たる保守的な美しさで魅せる
この7代目モデルは、まさにゴルフの王道たるスタイリングを体現。現行モデルは新たなデザインアプローチを試みているだけに、このゴルフらしい保守的な美しさは従来のファンにとっては安心できるデザインと言えるだろう。