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空の欠片

【過去記事救済企画】

2021.10.19 09:00

過去記事救済企画(4)

※過去に(脳出血で倒れた後に生還してからの)いろいろな場所で記していた各々を、ここで再度弔うつもりで載せていこうと思います。


※※※※※※※※※※※※※


【ゆんぼ?】

聞いたことがあるだろうか?

『ユンボ』という言葉。


『パワーショベル』ならどうだろうか。


これらの名前は厳密に言えば間違っている。


パワーショベルは定義範囲が広いし、ユンボに至っては『メーカー名』だ。


似たようなものだと『ユニック』や『キャタピラー』などがある。


そこまで浸透させた企業も凄いと思うし企業冥利に尽きるだろう。


ただ、その手の機械とくに重機は他のメーカーも沢山作っており、そういったメーカーからすれば『心中穏やかでない』はずだ。


私が言うところのユンボは、正式には『バックホウ』と言う。直訳した和名なら『後退する鋤』くらいの意味だろうか。


建設の世界で生きてきた私は今、無性にバックホウを操縦したくなる。

出来ないから余計に。

動かなくなった右手が感覚を覚えているのだ。


写真は私自身。

※1※2

歳を重ね昇進する度に、遠のいたはずの現場に時間を作っては出かけたくらいに『現場大好き』人間だった。


写真は持っている資格証の一部で、これで約半分くらいだ。

※3

いろいろ見えてしまうので載せられない。


今となっては宝の持ち腐れ。


資格証一枚の中に『いくつもの資格』が入ってるので、資格の数は軽く30を超えるはず。


最初は一般土木の作業員からスタートし、監督になり、途中からは営業部に入り、中間管理職をしながら積算や入札の極意を学び、最後には取締役兼任『移動体通信事業部長』として、結果脳卒中で倒れたその日まで、嬉々として現場に出向いた人生だった。  

※4※5

写真は移動体通信の仕事で、いわゆる携帯電話基地局建設の風景。


だいぶ脱線してしまったが、寝入る前の数分、ベッドの上でイメージのバックホウを脳内運転している。 


ほぼ毎日。 


動かない右手にもイメージを送りつつ。


案外これがリハビリになるような気がして。


もう一つの趣味だった『ピアノを弾く』イメージトレーニング共々、これからも続けていくつもりだ。