腸腰筋が使えるとこんなことができる!!
昨日はインストラクターをしている、IAIR(国際統合リハビリテーション協会)の活動をしてきました。
スポーツとは関係のないセミナーなんですが、腸腰筋というキーワードが出てきました。
腸腰筋といえば、スポーツ業界だけでなく、様々な分野で注目されている筋肉ですね。
インナーマッスルと言われる筋肉で、注目度が上がってきています。
足を持ち上げる時に使う筋肉なんですが、身体の中ではカナリ奥深いところにある筋肉で、そうそう簡単には触れる(感じる)ことはできません。(この前、TVで表層にあるように言っている人もいてましたが・・・)
どこに付いているかというと、背骨~股関節(大腰筋)、骨盤~股関節(腸骨筋)です。
昨日のセミナーでは、この大腰筋と腸骨筋が交わるところの癒着を剝がしていく、筋膜リリースというテクニックを使いました。
トレーニングはせずにリリースをするだけで筋肉の出力が上がります。
筋肉の出力が上がることで、どういう風に身体が変わるかというと・・・足を上げる力が増すのは当然ですが、片足で立つバランスが良くなったり、普通に立つだけでも足がしっかり地面についているのが実感できたりします。
バランスが良くなるというのは、下半身も上半身も安定しやすくなります。
全身含めてのバランスですから、当然ですね。
では、それがパフォーマンスにどういう影響があるかというと、例えば接触のある競技では、下半身が安定しているとぶつかった時に倒されにくくなりますし、逆に倒しやすくなります。当たり負けしないというやつですね。
接触のないスポーツでは、下半身が安定することにより、上半身を自由に使いやすくなります。下半身が安定していないと上半身もブレてしまうことに繋がり、同じ動作をできなくなってしまったり、自分が動きたい動作を実現できなかったりします。
こうやって簡単に挙げるだけでも、腸腰筋がいかに大切な筋肉かわかると思います。
スポーツをする上では軸になってくる筋肉ですが、日常生活から使えていない方が本当に多いです。
インナーマッスルなので、鍛えにくい筋肉であるとも言えます。
どうすればこの腸腰筋に刺激を入れることができるのかを知りたい方は是非、足を運んでみて下さい。