38. 術後1年2ヶ月検診・お花見・入学式 2017.4.8-10
MRI(2月)に続き、単純CT(4月初旬)でも再発転移の所見なし。2年生はじめたばかりですが、おかげさまで順調です。ありがとうございます。これからも1日1日を大事にします。
去年の入院中に一時外出してふらふら歩いた桜並木を、今年も家族と歩くことができました。足取りは、前よりも多少しっかりと...。
あれだけの病気だから、本当はこれだけでもすごいことなんだなって思います。なのに、1年と言わずあと5年、いや平均寿命からは 10年プラスでもぜんぜん足りない...などと、つい欲がでます...。
後で撮った写真の数をみると...わたしは桜よりも菜の花が好きなのかな...子どもはもちろん...花より団子で☺
職場復帰後、はじめての "全休" をいただき、下の子の入学式へ。ランドセルは、こだわり無いとのことで、いとこのおさがり。おニューの帽子が可愛い。
小学校って本当に変わっていない!(違う地域の上の子のときもそうだし、地域どころか世代も違う自分の頃からも!)変わったのは親のスマホと思うが、フラッシュさえたかなければ写真撮影自由とはっきりアナウンスする学校の姿勢も潔い。
男女混合名簿も時代でしょうか。あと、軽い知的ハンディキャップのクラスの子たちが非ハンディの1つのクラスに、あいうえお順に入り、そのクラスには2名の教師が前に出て、じぶんの受け持つほうの児童を呼名する、という行き届いた配慮がされており、感銘をうけました。自分が親ならうれしい。ほとんどかわりがない。ただ少しだけ注意が必要なだけなのでしょうから。
最初の宿題は、「学校の名前」「何年何組かクラス」「担任の先生の名前」の3つを言えるようにすること。滑舌よく丁寧にゆっくり話し、声もよく通る先生。
舌がんのブログをされているかたで、小中高を問わず教員のかたは少なくとも3名はいらっしゃる。(みな男性。配偶者のかたのブログで読み取れたかたを含む。)これからお世話になる先生のお話を伺いながら、どんな仕事でも大変ですが、やはり教員をされていて、お話がしずらくなってしまうことは、大変だと思いました。アナウンサー・通訳・営業系も同様ですが、会社組織であれば、バックオフィスといいますか、"以前に比べれば" 話す頻度を減らせる事務系の職種が無くはないような気がしますが(それを望むかとか給与体系とか別問題として)、学校の先生は...。
その後、こないだ卒園したばかりの保育園へ。先生とランドセル見せに行くって約束したの!とのことで。偶然、別の小学校のともだちに会い、前の担任先生と3人で盛り上がる!いい笑顔!小学校でずっと緊張していたのが、一気に緩んだ感じが見て取れました。
"頑張ってね、辛いとき、またいつでも遊びに来ていいんだよっパパに頼んで連れてきてもらいなっ" て、ホントやさしい先生。本人たちは、はしゃぎっぱなしでしたが、私が涙ぐんでしまいました。
その後、公園を散歩。ブロ友のみなさんも書いていますが、満開の桜の前では、わたしも同じです。この満開の桜を闘病中のなかまに届けたい。痛みを感じる時間が少しでも短くなりますように。少しでも良くなりますように。今できることが変わらず、できるままでいられますように。
だってこんなにキセキのような美しさにあふれているのだから、キセキは誰もが届くところにあるはずなのにって思います。