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しんとちのきち

第10.5本目:近所の県道

2021.10.20 05:37

実家の近くに一本県道が通っているのですが、この県道が10数年前までは大型車のすれ違いが難しいほどの細い道でした。いわゆる「険道(けんどう。険しい道の意味)」という感じでした。


それが、沿線の開発によって少しずつ拡幅されてゆき、今では歩道付きの快適な道に生まれ変わりました。

車線幅には余裕があって、かつて難儀していた大型車同士のすれ違いも問題なく行えます。


小さかった近所の子が、大人に向かって成長していく過程もこういう感じで、

工事中(成長期)の頃が一番通行が難しい(多感で扱いが難しい)時期で、大きくなって一人前の姿になったときに、過去のことを思い出して、感傷に浸るんだなあと思いました。