存在するだけで成功してしまう世界を知る方法
サカサマのパテマを見た。
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さいきん、全25話くらいある普通のアニメを見てたから
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なんだかとても、短いアニメ作品に違和感を覚えた。
え?もう終わっちゃうの?!
って。
1時間半~2時間のなかで物語を完結させるのは
とても大変なことだし、センスのいることだなって思った。
でも、逆にアートに近い表現も感じられて
説明臭くないというか
「きづけよ!」
と言われているような演出がチラチラと垣間見えて
それもそれで楽しいなと思った。
僕らが見ている世界。
ネタバレになってしまうので、アニメの内容はほどほどに
パテマの世界では、ふたつの方向性に重力をもった人種がいる。
ひとつは地上に生き、ひとつは地下に生きている。
ふたつの方向性に重力をもっているということは
重力が逆ということだ。
わかりやすくいうと、おたがいが地表を地面として
上からも下からも、足をついているという状況。
↑
(地面)-------------
↓
(こういう状況)
だから、お互いの世界では
もう一つの重力で生きている人種は、空へと落ちてしまうという。
だから、「サカサマのパテマ」なのだ。
このアニメがなにを表現しようとしているかは置いておいて
違う価値観のなかで、同じ価値観が混在しているということでは、
僕らの世界も、パテマの世界と一緒だ。
ひとつ問題なのは、ここまであからさまにわかりやすくないということだ。
ひとつの世界を生きているという勘違い。
わかりやすくないとういことは、別の世界の存在に気づきにくいということ。
当たり前のように、僕らは自分の見ている世界を
「世界の全て」
のように思ってしまう。
しかし、それは大いなる勘違いだ。
世界は決して一つではなく、無数に存在している。
もちろん、存在する「事実」としての世界はひとつだ。
しかし、その「事実」の世界をどうとらえるかという
「知覚」の世界は、ひとそれぞれ無数にある。
僕が見ている世界と、あなたが見ている世界
おそらく全く異なる世界だろう。
そこがこの世界に生きることの難しさであり、楽しさでもあると僕は思う。
成功者の世界を見る。
さいきん、
「勇気をもって飛び込めば世界が変わるよ!」とか
「自分が素晴らしいと気づくだけだよ!」とか
「前提を変えれば、世界は優しいよ!」とか
そんなことを聞くことが多くなってきた。
さっとんも、普段そんなことを口にすることがある。
でもじゃあ、それを100%実感できているかどうかと言われたら
出来ていない。
頭では理解できる、イメージもできる
本当にその世界のことを理解しているかといったら、していない。
まだ、その世界に立つことが出来ていない。
たぶん、この足でしっかりと、
その世界の大地を踏みしめるまでは、
本当の意味では分からないんだと思う。
そんな気がしている。
そして、それを理解するには
方法はただひとつしかない。
飛び込んでみることだけだ。
飛び込んだ人間は、きっと
いまのさっとんのような人間を見て
ニヤニヤしているに違いない。
「はやく飛び込めばラクになるのに」
って、思っているに違いない。
また、その世界の大地をまだ踏みしめていないのに
「とびこめばいいよ!」って
知った風に言っている人にも、ニヤニヤしているに違いない
「まだ、こわいのね」って。
「はやく来ればいいのに」って。
飛び込む勇気。
パテマのおかげで、世界の見方を知ることが出来た。
このタイミングで見ることが出来たのは
きっと勇気を得るためだったんだろう。
ちょうど来週からの予定を考えていたところだった。
その話は、別の記事で書くとして、
さっさと飛び立ってしまおう。
みんなも一緒に。