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雨花 uka

樹脂製品のお手入れ

2017.04.11 08:48

作品のお手入れ方法の記事を書いて行きますね♡…と言いながら

全然更新できておりませんでした!!

今回はオルゴナイトのお手入れ方法をご説明していこうかな〜と思います。

雨花のオルゴナイトは透明のレジン樹脂液に天然石や金属などを入れて硬化させた作品です。


この「レジン樹脂」は長い時間の経過や環境によって透明度が落ちたり、

紫外線に晒されることによって黄色味がかった色に変わっていきます。

レジン樹脂は硬度はそんなに高くありませんので、針のように尖ったもので擦れば

傷が付きますし表面も白く曇ってしまいます。

私自身は古い物が好きなので、そういった人が扱うことによって出来る傷や

経年による変化も「ああ…歴史を感じるわぁ♡」と思うタチなのですが、

そうはいっても昨日手に入れたオルゴナイトに傷が!とか

日焼けしてあっという間に色が変わっちゃった!というのはあまりにもガッカリですよね。

そこで、おうちで出来る予防をかねたお手入れ方法をご紹介します。

最近の新作でお花が入っているオルゴナイト「雨花」があるのですが、

透明感があって太陽の光に透かすとまた違って見えるので、窓辺など

明るい場所に置かれる事も多いかと思います。

上でも書きましたが、レジン樹脂は紫外線に長期間晒されるとだんだん透明度が落ちて

黄色っぽい色になってくるんですね。

これを黄変というのですが、雨花で使用している樹脂は「黄変しずらい」とされている

製品ではあるのですが…、加えて中のお花の色も日焼けして褪せる可能性があります。

ですので、お花の入ったオルゴナイトには制作時に必ずUV加工を施してあります。

しかしこのUV加工の持続も永久ではないので、お使いの環境にもよりますが時々…

半年に一度、一年に一度は是非お手入れしていただけるといいなぁと思います。

雨花では制作時にスプレー製品でのUV加工もしているのですが、

こちらクレオスのMr.クリアーコーティング 光沢 (UVカット) 【光沢塗装の最終仕上げ用】

を最後の仕上げに使っています。乳液状のコーティング剤で専用の布も付属してあって、

表面に薄く添付し磨くだけでUV効果があり、小さな擦り傷なら目立たなくなってツルツルに。

お花のオルゴナイトだけでなく、他の雨花のオルゴナイトのお手入れにも使っていただけます。

フィギュアをプラスチックケースの中に飾っている方などはこのコーティング剤を

プラスチックケースの表面に塗って本体の紫外線対策をされたりもしているそうです。

その他、自動車のライトの透明のカバー、あれも紫外線に長く晒されていると

樹脂でできているものは少し黄ばんでくるのですが、

その予防にもこの乳液状のコーティング剤は使えるそうです。(商品レヴューで得た知識なんですけどもね)


どんなにお手入れをしていても樹脂なので、

どうしても年月が経つと色は褪せてしまうだろうと思うのですが、

こういったお手入れをすることで、鮮やかさを長く楽しんでいただけるかな…と思います。

その他には直射日光を受ける、常に紫外線に晒される戸外に長期間置かれるのはどの樹脂製品も

苦手としておりますので、どうぞ宜しくお願い致します。


また、大きな傷がついてしまったり落として欠けてしまったり、表面が曇ったり、

ご自身ではUV加工するのは難しいと感じられましたらいつでもご相談くださいませ。

樹脂の中の封入物の色褪せや樹脂の黄変を新品同様に元どおりにするのは難しいですが、

傷の直しや再コーティング、UV加工はご相談の上承ります。


また、樹脂を使用した雨花作品についても同様に再コーティングなどの修繕を致しますので、

こちらのHPのお問い合わせよりお気軽にご相談くださいませ。

(※往復の送料と【材料費・大量に使用する場合のみ】はご負担いただきますが、リペア技術料は無料です)