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産後ドゥーラ いづみ恭子

理解するということ

2017.04.11 15:12


息子の学校に新入生が入学してきたので、

今週一週間は新入生の親御さんのためのオリエンテーションが毎日開かれている。

午前中空いた時間があったので今日は私も参加してきた。

昨日から3日間の講座のテーマは「シュタイナー教育入門」。


シュタイナー教育では、一人の子供を他の子供と比べることをしない。

「人間は一人ひとり、違う才能、違う身体を持ち、違う目的を持ってこの世に生まれてくる」という考えが背後にあるからだ。

子どもがどんな気質、どんな力を持っているかを客観的に観察し、理解すること。

周りにいる大人(教師や親)に求められるのは、そういうことであって、

何かをやたら教え込んだり、押し付けたりすることではない。

この考え方に出会った時、「教育とは何?」というとても基本的なところを、

ものすごい力で揺さぶられた。


そして、そういう目で見ていると、子供ひとりひとりがホントに

まったく違う個性を持っていることを実感する。


今日の講座では、それぞれの気質の違いは、子供がお腹にいる時から

実は顕著なのだという話になり、子供が生まれた時の話を隣に座っている人と共有した。


思い出してみれば、本当だ。

猪突猛進系の我が子は、生まれてくる時にも、超スピードだった。

私は高齢初産だったにもかかわらず、分娩時間はわずか2時間。

彼は猛ダッシュで出てきたのだ。

は〜っ、今の彼の姿にぴったり重なる。


隣に座っていた方のお嬢さんは、お医者さんの時間が限られる中、

ベテランのお医者さんの手を十分借りて、

やっぱり短めの時間で出てきたそうだ。

その話を聞いて、彼女を知っている私は「あ、彼女らしい」と思った。

しっかりした人の手を借りて、良い道を進んで行くタイプに見えるのだ。

隣の方も「うん、そうだね、あの子らしいね」と。


なんだか面白くて、全員の話を聞きたくなってしまった。


あちこちに散りばめられたヒントを集めながら、

この子はどんな子なのだろう、何をするために生まれてきたのだろう

と、考えながら子どもと向き合う。まるでパズルだ。

そうやって理解する(しようとする)ことが、愛なのだと教えられた。


理解することは忍耐だと感じていた、ここ最近の私。

子どもに対して、もう少し客観的になれたらいいな、と思う。

そしたら忍耐が大きな愛に変わるのではないかな。


わかっているのだから、頑張れ、自分!

・・という感じです。


何れにしても、忘れかけていた出産の時のことが

子供を理解するヒントになるということを思い出し、

もう一度、振り返ってみようと思ったのでした。


(写真は生後数日の頃の我が子。よく泣きました)