人生劇場には脇役が要る。その脇役こそ主役なのかも知れない。私も不破万作の様な脇役をやりたい。主役はもう良い。

人生、一般の人から見れば随分な事をやって来た。サラリーマン経験が無いから、全て自分で稼がなけれなならない。俳優と一緒である。様々な人生劇場でそれぞれの演技を行って来たが、取り敢えず主役を演じて来た。しかし主役と言う奴は、その役者の個性で場面を引っ張って行くが、そこには脇役が必要で、その脇役が主役を引き立たせる技が必要で、これが無いと主役は引き立たない。逆に主役にはこうした人を連れて来る、又は作る必要がある。脇役が俺が俺がで主役の様な演技をすると、見ていて面白く無い。そうした作品はゴチャまんとある。現実の人生も同じ、フィリピンにはそうした脇役が居なかった。一人芝居でやって来たが、一人芝居にも限界がある。脇役に求められるものは、主役、監督よりも、その作品を理解している事だ。人が何処で感激して、感動して、涙を流せられるかを知り尽くしていて、脇役が務まる。フィリピンにそんな奴は居るのか。フィリピンを升で見れて、本筋のコネクションやフィリピンの法律、経済に強く、。。。そんな奴は居ない。私は警察官と友達です、程度のコネクションでは、この横丁では小さな商売が出来る程度だ。

だから私は主役はもう良い。脇役の名役者になりたい。そして良い作品を残したい。作品に相応しい主役を探したいが、。。。笑笑。