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あなたに合った治療プランは?まずは基本的な検査をして確認しましょう!…②

2017.04.12 04:40

三軒茶屋ウィメンズクリニック 保坂 猛院長のお話 
『i-wish ママになりたい 不妊症と不育症』より  



月経周期に合わせ行う検査

■項目に違いはあってもいつでもできます 

 検査はご夫婦それぞれにあります。

  男性は精液検査が主で、量や質・運動性や直進性、奇形率などを診ます。この結果によって治療方針が決まることもあります。

   女性の検査は、ホルモンの値と、エコーで卵巣や子宮の様子、卵管などを診ていきます。

  そのため、月経周期の○日目と○○日目というように、通院する必要がでてきます。 初診のときにできる検査は初診の時にしておきます。そのときを逃すと次周期まで待つことになるため、検査は、適時、早めにしておきます。

  最初は緊張もされるでしょうが、何回か通ううちにクリニックの雰囲気に慣れていただけるようにと心がけています。 ご夫婦で話し合われ、安心してお越しください。 

 ❶~❻の基本的な検査をするのに必要な来院回数は5~6回です。  卵管造影検査、フーナーテスト、エコー検査はその場で結果がわかります。  


 ホルモン検査、AMH検査、感染症検査の結果がわかるのは、だいたい1週間後です。

 ※他院で検査をしたことのある方の場合

  前回の検査からあまり間隔があいていなければ、その検査結果を参考にすることもあります。また、これまでの治療歴や薬への反応などがわかれば参考になりますから、説明できるよう、ノートにまとめておくなど、伝える準備をして来院されるのがよいでしょう。 

 どこに問題があって、どこが上手くいかなったか、それがわかると治療プランを立てるのに役立ちます。 


検査結果と治療スケジュール

■ストレスなく治療に臨むために 

 患者さんの多くは働いています。仕事との調整で通院予定を立てるのにも難しいこともあるでしょう。 

 そのため、仕事をしながらでもストレスなく治療を進められるよう、私たちも治療プランを立て、患者さんに寄り添える様に心がけています。


あなたに合った治療プランは?まずは基本的な検査をして確認しましょう!…①
あなたに合った治療プランは?まずは基本的な検査をして確認しましょう!…③ 


 三軒茶屋ウィメンズクリニック 保坂 猛院長のお話
2016年1月発行『i-wish ママになりたい 不妊症と不育症』