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キプロスのたのしみ方

4月11日付、日本国外務省による「欧州でのテロ等に対する注意喚起」の転載

2017.04.12 07:40



在留者向けの在留届けや、旅行者向けの「たびレジ」に登録すると、
その国の大使館から必要に応じて安全情報がメールで送られてきます。


そんな安全情報。キプロスには日本大使館がないため、在ギリシャの日本大使館が兼轄していて、安全情報は一括で送られてくるのか、ついでにギリシャの情報も知ることができます。いつもは、ギリシャでのストライキやデモの注意喚起のメールが送られてくるばかりなのですが、昨年のクリスマスぶりに「欧州でのテロ等に対する注意喚起」が送付されてきました。キプロス在住・旅行者も対象となっていたため、このブログでもご紹介しようと思います。


先日のスウェーデンにおいてのテロは日本でも報道されていたと思います。北欧でのテロ発生をみると、いままでの西欧が中心のテロとは少し様子が変わってきたと感じます。わが家でも、どこで何が起こってもおかしくないね、と話しています。


また、時期を同じくして、キプロス島へ向かっていたシリア不法移民30人が、地中海沖で捕まったという報道がありました。

キプロス島へ向かっていたシリアの不法移民30人捕まる( -TRT )

難民に対しては、救済の必要があると強く思いますが、困るのが、この不法移民。難民に紛れて、欧州をはじめとした各地へ移入しています。難民と不法移民の判別は非常に難しいようです。(見た目は明らかに違うみたいですが、、難民ではないことを証明するのが難しいとのこと。)


今回捕まった斡旋者は複数回にわたり、キプロスへ不法移民を移入させていたようです。不法移民のなかには、犯罪目的の者もいるので、キプロス住民の私としては、現実問題、これがとても心配です。


今年のイースターは正教会(orthodox)も、カソリック・プロテスタントと一緒で4月16日です。4月14日から17日まではイースター休暇となります。


欧州広しで、ほとんどの場所が大丈夫なことも事実。しかもテロとなると、不意を狙われるわけですから、防ぎようがないといえばそうかもしれません。

しかしながら、ご自身でコントロールできることには最大限、注意を払ってほしいと思います。キプロスをはじめ、欧州への渡航を予定されている方は、ご自身の安全に十分ご留意くださいね。


↓在ギリシャ日本国大使館領事部からのお知らせ


ギリシャ又はキプロスにお住まいの皆様及び旅行者の皆様へ
平成29年4月11日
在ギリシャ日本国大使館領事部

 

 日本国外務省は、4月11日付で海外安全情報(広域情報)を発出し、欧州でのテロ等に対する注意喚起を行っております。

(http://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2017C073.html )

 つきましては、ギリシャ又はキプロスに滞在中の皆様及びこれからギリシャ又はキプロスに渡航される皆様におかれましては、事前に在留届の提出内容の確認(住所等の連絡先が変更になった場合は、変更届を提出)及び「たびレジ」(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/ )の登録をしていただき、引き続き最新の報道や当館からの情報にご留意ください。

在ギリシャ日本国大使館(キプロスを兼轄)

Embassy of Japan in Greece

住所:46, Ethnikis Antistasseos St.,152 31 Halandri

電話:210-670-9910,9911、FAX:210-670-9981

大使館ホームページ:http://www.gr.emb-japan.go.jp

E-Mail:consular@at.mofa.go.jp (領事部専用)

2017.4.11

〜海外安全情報(広域情報)〜

(件名)

欧州でのテロ等に対する注意喚起

(内容)

【ポイント】

○4月7日、スウェーデンでトラック突入テロが発生し、8日には、ノルウェーで爆弾らしき不審物が発見されています。

○これまでにあまりテロ事件が発生していなかった国においても、テロに対する注意が必要です。また、4月中旬のイースター期間には、関連行事や教会等がテロの標的となる可能性も懸念されます。

○最新情報の入手に努め、テロの標的となりやすい場所を訪れる際には、安全確保に十分注意を払ってください。情報収集には「たびレジ」を活用してください。

【本文】

1.欧州では、車両や銃器、爆弾、ナイフなどを用いたテロ等が続発しています。特に今月に入ってからは、以下のとおり発生が続いています。これらは、近年テロ事件が発生していない国又は都市です。これまでに事件が発生した国はもちろんのこと、それ以外の国でも注意が必要であり、改めて、いつどこでテロが起きてもおかしくないとの認識を持つことが重要です。

また、4月中旬にキリスト教行事であるイースター期間を迎え、関連行事や教会等がテロの標的となることが懸念されます。

 ○4月8日 ノルウェー:オスロの地下鉄駅付近での爆弾らしき不審物発見事件

 ○4月7日 スウェーデン:ストックホルム市内ショッピングセンターにおけるトラック突入テロ事件

 ○4月3日 ロシア:サンクトペテルブルク地下鉄での爆発事件

2.「ここは日本ではない」という意識を持ち、以下のテロ対策をお願いします。

(1)最新の関連情報の入手に努める。

(2)テロの標的となりやすい場所(※)を訪れる際には、周囲の状況に注意を払い、不審な人物や状況を察知したら速やかにその場を離れる、できるだけ滞在時間を短くする等、安全確保に十分注意を払う。

(※)観光施設、観光地周辺の道路、記念日・祝祭日等のイベント会場、レストラン、ホテル、ショッピングモール、スーパーマーケット等人が多く集まる施設、教会・モスク等宗教関係施設,公共交通機関,政府関連施設(特に軍,警察,治安関係施設)等。また、車両突入の場合、ガードレールや該当などの遮へい物がない歩道などでは危険が増します。

(注)最近の主なテロ事件等(以下、すべて現地時間)

【2017年】

○英国:ロンドン市内のウェストミンスター橋及び国会議事堂でのテロ事件(3月22日)

○フランス:パリ・オルリー空港での武器奪取事件(3月18日)

○フランス:ルーブル美術館での襲撃事件(2月3日)

【2016年】

○ドイツ:ベルリンのクリスマス・マーケットへの車両突入事件(12月19日)

○ドイツ:アンスバッハの野外音楽祭での爆弾テロ事件(7月24日)

○ドイツ:ヴュルツブルク近郊の近距離列車における乗客襲撃テロ事件(7月18日)

○フランス:ニースでの花火の見物客に対するトラック突入によるテロ事件(7月14日)

○ベルギー:ブリュッセルの地下鉄,空港での銃撃・自爆テロ事件(3月22日)

【2015年】

 ○フランス:パリでの国立競技場,レストラン,コンサートホールを狙った連続テロ事件(11月13日)

3.在留届の提出または、「たびレジ」への登録を必ず実施してください。

3ヶ月以上海外に滞在する方は在留届の提出を、3ヶ月未満の場合は「たびレジ」への登録を必ず実施してください。(「たびレジ」の登録: https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/ )渡航先の最新安全情報や、緊急時の大使館又は総領事館からの連絡を受け取ることができます。また、家族や友人、職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。

4.外務省のテロ対策パンフレットも併せてお読みください。

(1)パンフレット「海外へ進出する日本人・企業のための爆弾テロ対策Q&A」

(2)パンフレット「海外旅行のテロ・誘拐対策」

(パンフレットは、http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph.html  に掲載。)

(問い合わせ窓口)

○外務省領事サービスセンター

住所:東京都千代田区霞が関2-2-1

電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902、2903

(外務省関連課室連絡先)

○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)

電話:(代表)03-3580-3311(内線)3047

○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)

電話:(代表)03-3580-3311(内線)5138

○外務省 海外安全ホームページ:

http://www.anzen.mofa.go.jp/ 

http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (携帯版) 




海の向こうは中東です。地図でみると近いのに、住んでみるととても遠く感じます。