不妊治療とヨガ
今から13年前、18歳の時に甲状腺バセドウ病が分かりました。
当時2歳から続けていた水泳が一時は西日本6位まで行ったものの、体の不調で練習にも行かなくなり低迷していた時です。
それが甲状腺のせいだと分かってホッとしたのも束の間、絶対安静で泳ぐことが出来なくなりました。
私には水泳しかなかったのでとても辛かったのを思い出します。
その後バセドウ病は手術で落ち着いたものの、バセドウで他の病気も発症し体の不調は続きます。
一時は遺伝を考え、出産は出来ないと結婚も諦めました。
大好きな水泳も辞めてしまい、女性としての人生も歩めないかもしれない。
それでも今の夫と結婚し、妊娠を希望し掛かりつけの産婦人科へ。
甲状腺を切っていることもあり排卵し難いと分かり、年齢的な事もありすぐに不妊治療することになりました。
仕事、家事、不妊治療。
産婦人科と甲状腺の病院の行き来。長い待ち時間。痛い注射。
期間は短かったですが、自分の中で段々とストレスが溜まり始めました。
そんな時にヨガにどれだけ助けられたか。
体を動かすことでリフレッシュし、心も頭も体もスッキリすることが出来ました。
クリーンになることで前向きな気持ちになれ、また頑張ろうと思えたのです。
深い呼吸と瞑想の時間で今の心と体に向き合う。
これが何よりの効果がありました。
ヨガのお蔭とは言いません。断言できません。
でも、私が妊娠できたことはヨガの力もあったと思います。
アサナをとることで血行を良くし、体を温める。
深い呼吸で酸素量を増やし、酸素量が増えるとリラックスする。
瞑想で自分と向き合い、静かな時間の中で落ち着きを取り戻す。
体も心も妊娠にプラスとなることばかりだったと思います。
私が当時行っていたヨガはハタヨガ、アロマヨガ、ジヴァムクティヨガ、ヴィンヤサ、陰ヨガ、ピラティス…
とにかくたくさん受けていました。
体のため等ではなく、とにかくヨガが気持ち良くリフレッシュ出来るから。
今になって思うとそれらが体に及ぼした影響が大きかったのだと思います。
甲状腺になった時にヨガに出逢っていたらどんなに良かったかとも思いました。
きっと気持ちが楽になって前向きになれていただろうなあ。
昨年受けた女性のためのヨガTCで子宮について、女性性について学びました。
これを自分の不妊時の経験と併せていこう。今そう考えています。
ヨガをすると妊娠できるよ。そんな保証は全くありません。
そうではなくて、ヨガをすることで心をリフレッシュすることは出来る。
滞ってしまった心の靄を晴らすことが出来る。
それは自信を持って言えます。
不妊で悩んでいる方の心が少しでも楽になれるように。
ヨガはきっとその手助けをしてくれる。
それも経験した自分だからこそ伝えられること。
昨日友人が不妊治療の事を打ち明けてくれました。
これから先、心を軽くする・前向きにする、体を温めるお手伝いが少しでも出来たらいいなと思います。
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