Botanical Art Classes

11月14日

2021.11.19 15:00

2回目の秋講座では18世紀の作家、サイモン・テイラーに焦点を当て、私たちの制作のヒントを探っていきました。


現代ではほとんど無名でありながら、描画技術に長けた作家です。同時代のエイレットと比較し、テイラーがどのような環境で描いていたか、他の作家とは何が違ったのか、どうして歴史に埋もれてしまったのかなどを紐解いていきました。


彼の的確な陰影描写に倣って、皆さんにもデッサンの課題に取り組んでいただきました。

テイラーから学んだ教訓を、次回の講座テーマにもつなげていきたいと思います。


Capparis spinosa

Simon Taylor 

18世紀

©︎Royal Botanic Gardens Kew