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「宇田川源流」【土曜日のエロ】 自動車保険でカーセックスの性感染症の保証を求めるアメリカの保険事情

2021.10.22 22:00

「宇田川源流」【土曜日のエロ】 自動車保険でカーセックスの性感染症の保証を求めるアメリカの保険事情


 今週も土曜日のエロの日になった。世界のニュースを見ていると、本当に素晴らしい「エロい」ニュースがあって、なかなか楽しいものだ。宗教や、国の事情など、様々な事情で「エロ」の観点が変わってきてしまっているので、日本人から考えれば違和感があるようなことも、しっかりと「行われてしまう」ということになる。

 今回もそのような話をご紹介したい。

 その前に、今週のニュースといえば、一番インパクトがあったのは、阿蘇山大噴火、いや、これは裁判を傍聴している芸能人ではなく、本物の阿蘇山の噴火ではないか。あの噴火の映像はなかなか素晴らしいというか、噴火っぽい噴火ではないかという気がする。ちょうど経済的な内容もコロナ的な内容もほとんど解除され、来週から時短営業要請もなくなってくるという状況になって、ここで噴火の影響で、また阿蘇周辺の観光や外食産業派、予定が立たなくなってしまった。はっきり言ってお気の毒としか言えないが、さすがに、噴火の影響があるところに観光に行くというのはちょっとチャレンジャーすぎるのではないかという気がするのである。

 観光ということになると、やはり「観光の最中は安全である」ということが最も重要であり、楽しんで、無事に帰るというのが観光の基本である。その「安全」ということで、コロナウイルスに感染しないようにということで時短営業などがあったのだが、ワクチン接種が多くなったという理由(本当か?)でいつの間にか大丈夫になったようである。そのあと「もっと危険な噴火」ということになってしまったのである。しかし、これも「人為的に何かできる」という話ではないので、どうしようもない。もう少し耐えてもらうしかないのではないか。

 もう一つは19日に衆議院選挙の公示があったということになる。まあ、これで、今週と来週はなるべく政治の内容に関するブログは、まあ取り敢えずやめておこうと思う。まあ、普通にSNSではそれっぽい書き込みはすると思うが、それでも、まあ、とりあえず多くの人が自分の良心に従って投票をできるようにするということではないか。

 まあ「どこまで責任があるのか」ということは、何を選ぶのかということに繋がるのではないかということになるのであるが、実際に「選挙」も「保険」も同じなのかもしれない。しかし、その保険であっても想定外の請求にはさすがに驚くのではないか。

性感染症をうつされた女性、車内の性行為が原因と主張 1億円求め相手の自動車保険会社を訴える

 引かれ合う男女が大人の関係になるのは、ある意味、自然な流れだろう。このほど「感染予防」を怠ったために、大変な事態に発展してしまった元カップルがいる。


 米ミズーリ州で、男性と車内で性行為をした女性が、性感染症をうつされたとして、治療費など約1億1千万円を求めて男性の保険会社を訴えたと、海外ニュースサイト『Insurance Journal』『Daily Mail』などが10月11日までに報じた。

 報道によると、2017年某日、米ミズーリ州在住の女性(年齢非公開)は男性(同)と車でお出かけをした。2人は隣接するカンザス州の国境付近まで遠出し、車の後部座席で性行為を楽しんだそうだ。この時、避妊具は使用しなかった。その結果、女性はヒトパピローマウイルス(以下、HPV)に感染したそうだ。女性と男性の関係は不明だが、肉体関係を楽しむセックスフレンドだったとみられている。

 女性が罹患したHPVとは、ごくありふれたウイルスで、性体験のある女性は、半数以上が生涯一度は感染するとも言われる。ウイルスは自然排出されるものが多いが、なかには体内にとどまり続け、子宮頸がんや、膣がんなどの原因にもなるという。男性はHPV陽性の喉頭がんと診断されていたが、女性には伝えていなかったそうだ。

 女性は、2018年にHPV感染を確認。女性はいつの時点かは不明だが、男性がHPVに感染していた事実を知り男性と、男性の車にかけていた自動車保険会社に治療費などの支払いを求めたそうだ。保険会社は、車の使用、所有、管理に起因するケガではないとして、支払いを拒否したという。

 女性は、治療費など約1億1千万円を求めて、男性および男性の保険会社を提訴した。2021年3月に開かれた裁判では、男性のかけている対人賠償保険の約5億7千万円を上限として、男性の保険会社が女性に賠償金を支払うと、男性と女性の間で合意し、和解が成立した。男性は、保険会社の了解を取らずに、勝手に女性と和解したそうだ。保険会社は、異議申し立てを行い、連邦控訴裁判所に「和解調書の取り消し」を求めて控訴したという。

 さらに、保険会社は、男性と女性が共謀して、大金を獲得しようとしていると主張。今後の調査のためにも、男女の名前や年齢など、個人情報を開示するよう、連邦裁判所に反訴したそうだ。裁判は現在も続いているという。

 このニュースが世界に広がると、ネット上では、「ゴム着けろよ。セフレならなおさら」「避妊具を着けなかったのがそもそもの原因。保険会社に責任をなすりつけるな!」「男性が勝手に和解。男性が自分で5億払うべきだ」「セフレの元カップルが保険金詐欺をしようとしているだけ」「裁判所は、なぜ保険会社を無視して、和解成立させちゃったのか?」「保険会社はカップルを無視してたら、変な判決が出てしまった感じ」「保険会社の人は冷たい。心無い対応で、カップルを怒らせたのでは?」などさまざまな声が上がった。

 大人の関係を楽しむのはよいが、避妊具を使用するなど予防策は取るべきだ。自分の身を守るためにも必要なものだろう。

 2021年10月16日 6時0分 リアルライブ


 さて、「自動車保険」というのは、何を担保するのかということが大きな問題になるのではないか。一応自動車保険に関して辞書を引いてみると「自動車の所有・使用・管理に関連して生ずる損害を填補(てんぽ)する目的の任意保険。損害保険の一種。自賠責保険の不足分を補うもので、対人賠償保険・自損事故保険・搭乗者傷害保険・対物賠償保険・車両保険・無保険車傷害保険の6種類がある。」(デジタル大辞泉)という定義になる。

 まあ、要するに自動車を持っていて、通常の使用または管理をして生じる損害である。「カーセックス」がそもそも通常の使用に入るのかということが大きな問題になる。少し大目に見てキャンピングカーなど、車の中で寝るということが想定されている場合といえども、その内容が性行為全般にまで及ぶかどうかは、かなり難しい話ではないか。

 さて、そのような状況なのに、アメリカの女性が、セックスフレンドと性行為をして、性感染症に移されたことを理由に、保険を請求したというのである。

 「女性は、2018年にHPV感染を確認。女性はいつの時点かは不明だが、男性がHPVに感染していた事実を知り男性と、男性の車にかけていた自動車保険会社に治療費などの支払いを求めたそうだ。保険会社は、車の使用、所有、管理に起因するケガではないとして、支払いを拒否したという。」<上記より抜粋>

 正直に言って、保険会社というものは、会社の経営などもあるので、査定は厳しく、なかなか保険金が払われないということがあり、そのことで、私自身も保険会社を攻撃することは少なくないのであるが、この一件に関しては、保険会社の主張の方が正しい気がする。

 まあ、エロい言い方をすれば、「男性と女性」は自動車に乗ったのではないかと思うが、実際に女性が乗っていたのは男性に乗っていた(または乗られていたのかもしれないが)のであり、自動車である必要性は全くない。まあ、正直に言って悪いのは男性であり、また、その病原菌を持っていて感染のリスクがありながらコンドームをしないで性行為をした女性自身の問題である。

 その状態であるのに、男性と女性は、男性の保険から治療費を払うことを若いし、その和解に基づいて請求するというのであるから、なかなか保険金請求に長けているということになるのではないか。

 「保険会社は、男性と女性が共謀して、大金を獲得しようとしていると主張。今後の調査のためにも、男女の名前や年齢など、個人情報を開示するよう、連邦裁判所に反訴したそうだ。裁判は現在も続いているという。」<上記より抜粋>

 まあ、保険会社とすれば、このような裁判は初めてであろうし、また、そのような判例を作り、その訴訟費用なども掛かることから、このような訴訟はしたくないのであろう。そのために、一罰百戒的な裁判を行うことはよくわかる。まあ、和解の無効などもすべて含めて、ある意味で当然の話ではないか。

 まあ、そのような話よりも、まずは、「避妊具をちゃんとつけましょう」ということで、終わる話のような気がする。