映画「貝殻」上映します^ - ^
子供の頃、友達の家に行くと緊張してしまうので、早く家に帰りたかった。
…今もどこに居ても緊張します(笑)
そんな自分が人生で初めて長編映画というものを作ったのが12年前。
有名な美術大学進学まではまっすぐだった自分の人生、
卒業し、何もかもがうまく行かずもがくまま30歳になってしまって、
自分の人生こんなもんなのか?何してんだよ…と思い詰めて作った長編映画「貝殻」。
あまりお披露目しないまま封印してしまった作品でしたが、
私が本当に心から撮影現場って楽しい♡と感じた作品です。
自分の母校、立川美術学院さんをはじめ、すいどーばた美術学院さんや、
いろんな方に本当に助けて頂きました。 そんな幸せな気分とは裏腹に、
とっても暗い映画ですが(笑)
本当に自分の表現者人生の当時持っていた力の全てを使って精一杯作った作品でもあります。
大切な作品。 連休明けの5/9(火)の夜。どうぞ一杯飲みながら、鑑賞しにいらして下さい。
<曼荼羅インディペンデント映画祭>
2017年5月9日(火)夜の部
開場19:00 上映19:30 ¥1,000 +1drink別
映画「貝殻」
予告編
場所:南青山MANDALA
〒107-0062 東京都港区南青山3丁目2-2MRビルB1
Phone:03-5474-0411 Fax:03-5474-0412
(最寄り駅は、地下鉄銀座線「外苑前」。 出口(1A)より、「LOUNGE by Francfranc」のある、 青山3丁目交差点を左折。ゆるやかな坂道の途中、右側です)
『貝殻』
本当のことなんて、誰にも言えない…
あの頃の想いが、静かに動き始める。
【2005年製作/上映時間120分】
●キャスト
大久保美智子、葉山力樹、飯塚祐介、見澤継彦、 龜石 太夏匡、倉品淳子、岩崎カズヒロ、今泉きらら、三枝桃子、堂免一るこ、 田野良樹、宮路佳具、中島忠昭、渡辺江里子、戸崎二郎 、柳沢えり花 ほか
●スタッフ
脚本&監督:渡辺喜子/撮影:藤岡大輔/撮影助手:石田直 照明:坂本あゆみ、佐伯琢磨、丹羽ななえ/ 録音:門田博喜、田中航、野本陽子、嵩山翔子、島根義明 美術:小川悟史、渡部仁美、平野亜矢子/メイク:澤田めぐみ 音楽:山本姫子、細井敬文/衣装:赤石麗 助監督:稲垣壮洋、中西晶大、糸長純之介、小林愛、森下香織 制作:新津真弓、松下紀子、高野泉/編集:服部泰仁 主題歌「貝殻」作詞・作曲・歌:山下昭和 タイトルロゴデザイン:佐野研二郎
〈あらすじ〉
広告代理店で働く‘深緑あけび(32)’は、 生活に追われ、心の拠り所だった絵を描く事もできず悶々とした日々を過ごす中、予備校の臨時講師を頼まれる。 自分が絵を教える事に矛盾を抱えていたが、予備校で画家志望の前田靖(52)、会社を辞め美大受験する高夜歩(30)と出会い、 頑なに閉じてしまっていた自分の心の殻を開き始める。
【この作品について】
本作の監督の渡辺喜子は静岡県富士市から東京の美術大学を目指し18才で上京し、
一浪し多摩美術大学に入学、大学在学中に自身の出身予備校で学生アルバイトをしていた経験を元に、大学卒業後、初の長編映画監督作品「貝殻」を製作。 映画祭出品や上映などされずに封印された幻の秀作。圧倒的な暗さの中でほのかに輝く希望を描いた作品です。後にこの作品に共感した俳優の平野貴大さんや小野了さんが映画「tig☆hugちぐはぐ」にご出演快諾して下さったきっかけの作品でもあります。
(※当時の関係者の皆様にご連絡先分かる範囲でご連絡させて頂いたのですが
12年前の連絡先が既につながらない方もいらっしゃって、
ご連絡届かない方いらしたらお許し下さいませm(_ _)m)