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《 オール沖縄を越えて 》 島々渡し 平和世論を世界へ

2017.04.13 11:30

山里節子・石嶺香織・乗松聡子

シンポジウム

《 オール沖縄を越えて 》

島々渡し 平和世論を世界へ

主催)シンクタンク・コア

日時)2017年 4/22(土) 13:00-17:00

会場)沖縄大学3号館101

登壇)山里節子・石嶺香織・乗松聡子

音楽)喜納昌吉・石岡裕  

司会)真喜志亮

これまでの沖縄の世論形成は本当に沖縄を脱軍事に導いてきたでしょうか。

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 大田県政、稲嶺県政、仲井真県政、翁長県政において、日米両政府は粛々と、不要な軍事基地を返還し、欲する基地の新設を目論み、進め、冷戦後の標的に中国、北朝鮮を掲げ、尖閣諸島をめぐる論争を利用し、東シナ海では戦争準備が進んでいます。

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 直近の翁長県政においては、沖縄世論は、脱軍事についても、翁長県政・オール沖縄体制を支持するべく、辺野古基地新設阻止に収斂されましたが、辺野古新基地建設工事は昨年12月26日の翁長知事による埋立承認取り消しの取り消しにより再開され、承認撤回もなされぬまま工事続行中です。それに加え、高江オスプレイパッドは新設され、南西諸島への自衛隊新設、増強については、無防備のままで、そのまま与那国島、石垣島、宮古島、奄美大島への自衛隊配備が実現したら辺野古新基地を大きく上回る軍事基地が新設されることになるのです。

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 沖縄が日米中という三大国に脱軍事の説得力を持ちうるのでしょうか、ましてや、大国の背後で大国を操る軍産複合体が存在する限り、国同士の対立の世論をあおり、国境が戦争のきっかけとして利用される現状を変えうるのでしょうか。確かに難問です。

しかし、今、この地で生きる私たちには、子孫に平和世をもたらすべく、脱軍事の世論を形成しなおし、沖縄県政に対しては、基地建設阻止に向けての有効な手立てを要求し、国境を越えた意識をはぐくみ、共感を拡げていくことが求められているのではないでしょうか。

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パネラーとしてご登壇いただくのは、

山里節子さん

石垣島から。かつて白保の空港建設反対運動に身を投じ、今まで、戦の対極の弥勒世を求め、歌い、祈りつづけ、石垣島への自衛隊配備に反対する活動をされています。

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石嶺香織さん

宮古島市。母親の立場から、宮古島の水、命、暮らしの安全を守るべく、陸上自衛隊の宮古島への配備計画に明確に反対する活動を続ける、宮古島市唯一の女性市議会議員です。

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乗松聡子さん

カナダ・バンクーバーを拠点に、脱軍事の思想、情報を収集・発信し続け、沖縄の人権、軍事問題についても、数々の著作、論考を発表し、国際的連帯を実現しておられます。

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今、脱軍事に向け私たち一人一人に何ができるかを話し合います。