ディスクキャッシュ専用の外部SSDを使う
Adobe PremiereやAfter effects等を使用していると、
ディスクキャッシュがHDDに溜まって仕方がありません。
いつも間にかHDDがいっぱいになっていたりして。
お世話になってるディレクターに、解決方法を提案してもらい、
今はそのやり方でやっていますので、ご紹介します。
そもそもキャッシュとは
キャッシュとは、素材を読み込んだときに、
AEやプレミアで再生しやすいように最適化してくれること。
その中でも、
・メディアキャッシュ・・・再生を支援するための、素材のキャッシュ。
・ディスクキャッシュ・・・AEのみ使用するキャッシュ。再生プレビューを支援。
2.5インチのSSDを外付けにして、キャッシュ専用SSDにする
溜まっていくHDDのキャッシュ。
それをなるべく管理しやすくする方法は、
ディスクキャッシュ専用のハードディスクを用意したらいいやん。
というもの。
それもHDDより高速のSSDを使用して、キャッシュ用の外付けメディア。
そこで私が用意したのは以下のSSD
ケースはコチラ。USB3.0で私のノートPCと常時接続しています。
AEでディスクキャッシュの場所を設定
PCに外付けSSDを接続したら「ディスクキャッシュ」と「メディアキャッシュ」を設定しましょう。
AEの編集から 環境設定 > メディア&ディスクキャッシュ を開きます
下記の画像のように、設定しました。
ディスクキャッシュ容量を設定しますが、このSSDの何GBを使っていいか設定しますが、
キャッシュ専用のSSDにするので、SSDの最大容量を指定してしまいます。
どうせ足りなくなると、AEが教えてくれるので、その都度消去して使うことにします。
以上で設定は終了です。
Premiere・Media Encorderでもメディアキャッシュは共通
ここで設定したメディアキャッシュはプレミアでも、共通して使用しているようです。
AEでメディアキャッシュのフォルダを設定してあげたら、
プレミアのメディアキャッシュの設定場所も自動的に変更されているはずです。
これによって、AE、プレミアのどちらかに読み込んだ素材が最適化され、
もう一方のソフトで同じで素材を読み込んだ場合も、既に最適化された状態になっているというわけ。
編集時間が効率化されます。
キャッシュと上手く付き合う
正直この項目も、教えてもらいながら書いていますが・・・(笑)
編集の効率化のためにキャッシュ必須の機能だと感じますし、上手に付き合っていかないといけないと思います。
私も教えてもらったやり方ですが、
キャッシュファイルの扱いに困っている方は、キャッシュ専用の外部SSDを用意してはいかがでしょうか。