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はたともこメルマガ-1.日本と世界の最新動向 第19号

2017.04.12 04:45

はたともこメルマガ-1.日本と世界の最新動向第19号

トランプ次期大統領が、トヨタ・メキシコ工場建設を標的!!

 

1月5日、トランプ次期大統領は、twitterで以下の発信をしました。

 

Toyota Motor said will build anew plant in Baja, Mexico, to build Corolla cars for U.S. NO WAY! Build plantin U.S. or pay big border tax.

 

「トヨタ自動車は米国向けカローラを生産するために、メキシコのバハに新工場を建設すると言った。あり得ない!米国に工場を建設しろ。さもなければ、高額の関税を支払え。」

 

まず注目すべきなのは、この発信のタイミングです。1月5日午後に東京で開かれた日本経団連など経済三団体の新春祝賀パーティの席で、メディアの質問に答えて、豊田章男トヨタ自動車社長が、2019年稼働予定のメキシコ新工場について、「工場建設はひとたび決めた以上は雇用と地域への責任がある。現地に行く以上はそこで貢献したい。決断はしっかりやりながら、動きだしてからは粘り強くやる」と、現時点で見直す予定はないと発言しました。

 

トランプ次期大統領のトヨタ標的twitterは、この発言の数時間後に発信されました。おそらく、豊田章男社長の発言を受けたものだと思われます。トランプ氏のtwitter政治は、これまでのところ、非常なスピードで展開され、大きな効果・影響をもたらしており、標的となり得る人は注意が必要です。

 

トランプ次期大統領の最大公約である米製造業再生・雇用創出のための「標的」は、昨年11月末の空調大手キャリア社(インディアナ州/ペンス次期副大統領・インディアナ州知事の地元)の工場移転阻止を除いて、現在はメキシコに進出する自動車産業に集中しています。

 

昨年から批判され続けてきたフォードは、ついに1月3日、メキシコでの約16億ドルの新工場建設計画を撤回し、米ミシガン州に建設すると発表しました。また、FCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)は、1月8日、10億ドルを投入して、ミシガン・オハイオ両州の工場の設備を刷新して、2000人の雇用を創出すると発表しました。

 

トランプ氏は、さっそく、1月9日のtweetでこのことを紹介し、フォードとフィアット・クライスラーに感謝すると、発信しました。

 

これに対して、GMとトヨタはメキシコでの新工場建設は中止せず、トヨタの豊田章男社長は、デトロイト(ミシガン州)で開催中の北米国際自動車ショーで、1月9日、今後5年間に米国で100億ドル投資する、と発表しました。

 

この発表は、トランプ次期大統領へのメッセージとしては、不十分なものだと思います。トランプ氏は、米国製造業の再生、NAFTA(北米自由貿易協定)によってメキシコに奪われた米国の雇用、特にラストベルト(錆びついた地帯)と呼ばれる、ミシガン・オハイオ・ペンシルベニア・ウィスコンシン(トランプ氏の勝因となった州)の労働者の雇用奪還をめざしているので、フォードとフィアット・クライスラーの対応に即座に感謝しても、豊田社長には反応しません。

 

トヨタ、日産、ホンダ、マツダの日本の自動車メーカーと部品メーカーは、やはり、現地生産、米国で消費される車・部品は米国で生産することを原則に、winwinの関係を構築するしかないと思います。

 

トランプtwitter

●1/5 TOYOTA

https://twitter.com/realDonaldTrump/status/817071792711942145

●1/9 FORD

https://twitter.com/realDonaldTrump/status/818461467766824961

●1/9 FCA

https://twitter.com/realDonaldTrump/status/818460862675558400