ながらで作れるイチゴジャム
朝取れの小粒のいちご。
不揃いもありますが、瑞々しい!
以前住んでいた中延へ行ったついでに一目惚れ。ジャムを作ることにしました。
お菓子作りにあると便利なんです。
水洗いしながらヘタを取り。
一つ一つ上の青い部分をナイフでカットします。
水を拭き取り計ると1パックで260gほどありました。
最近作る菓子にはもっぱらきび砂糖を使うのですが、今回色を綺麗にしたかったので有機グラニュー糖にしました。これも少し黄色みがあるので上白糖が一番かな。ストックはしていません。
鍋にいちごを入れ、グラニュー糖は90gにしました。レモン汁を1/2ほど搾りいれまぶします。
いちごは崩したくないので触れず、鍋をうまく動かしながらまぶします。
なぜまぶすのか、砂糖には保水効果があるのでいちごの水分を出してくれるのです。
(かぼちゃの煮物を作る時も前日に砂糖を振っておいておくと水分が出るので出しなしで煮たりします。甘さが際立ちますよ)
なのでそのまま放置します。
私はデスクワークに向かいます。部屋が狭いせいかいちごのいい香りがしてきます。
途中コーヒーや紅茶を入れる時にチェック。だんだん果汁が出てきます。砂糖が偏っていたらシリコンヘラなどで優しく混ぜ砂糖を溶かします。
晩御飯を作ろうとみると、こんな感じ。多分6時間くらいかと。
晩御飯の準備をしてさあ食べるぞ!という時に火にかけました。
私のキッチンは電熱器みたいなもので実は温度管理が難しいのです。(引っ越すときはIHだとばかり思ったのですが)
料理の熱があったのでそのまま中弱火でかけました。
弱い沸騰始めるとアクが出てきますが、きになるようなら取ってください。
その後、キッチンペーパーで落し蓋のように乗せて弱火でコトコト煮ます。
いい香りがしますね。
1パックほどのいちごなのでそう時間はかかりません。
焦げないように、仕事をしながらちょっとのぞいたり。
粒は潰したくないので鍋底の確認と縁の液を綺麗にする程度でヘラを使います。
煮る時間は仕上がりをどうしたいかによります。何れにしても艶が出ているのがポイントです。
ソースっぽく使うなら早めに火を消します。冷めると煮ている時よりもとろみが出ます。
私は煮過ぎずでも色は綺麗な方が良いので、こんな感じにしました。
いい色で完成!きび砂糖を使うと、こっくり茶系になりますが。
火を止め冷まし瓶に入れて、あまり煮詰めていないのと砂糖も多くないので冷蔵庫へ保管します。
本来のジャムは保存食ですから、砂糖の量もフルーツと同量でこっくり煮ていきますが。
あの味も得難いものです。特にオーボンヴュータンのイチジクジャムは大好物です。
買ったいちごは八百屋さんのもの。
スーパーではこう行ったものは少ないですものね。
春です、筍やらワラビの水煮に、そら豆や…春野菜がいっぱいで、以前近くに住んでいたので、見ているだけで季節を感じたり、また旬を取り入れた食卓が普通にできて毎日楽しかったですね。
中延スキップロード。
昔ながらのお店ももちろん残っていますが、高齢化で閉店した店もあります。でも代わりの店も新しくできていたり。
商店街も生きているのですね。
時代とともに変わっていかなくては!人生と同じかもしれません。