こどもタウン2017にご参加いただき、ありがとうございました!
こどもタウン2017にご参加いただき、ありがとうございました!
この企画は、『こどもが創る街イベント』として、今回で3回目を迎えました。
これまでは、職業を体験し、稼いだ仮想通貨をどのように街づくりに反映させるかを体験するイベントでしたが、企業にご協力いただきリアルな職業体験ができる一方、「大人と小学生の間に入る中高生が参加できていない」「職業体験が主なメインになってしまい、本来の目的だった社会の仕組みを楽しく学びながらシティズンシップ(市民性・主権者意識)を育む」という本来の目的を果たせていないという課題がありました。
そこで、今回はNEXT CONEXIONで主権者教育プログラムを受講した中高生(YOUNG CONEXION)が中心となり、企画運営を行いました。
(こども達の流れ。仕事をする経済活動班と消費やまちづくりを行う市民活動班に分かれて活動した。)
当日は、25名の高校生・大学生ボランティアスタッフとともに、運営を行いました。
参加者を2グループに分け、一方が仮想通貨を使って消費をしたり裁判や議会などの市民活動が体験でき、もう一方が起業をし、モノやサービスを提供するなど経済活動が体験できるようにしました。
参加者のこども達は、自分たちで考えてお金を使ったり、買い物をしてもらうための工夫や盛り上げるための試みなど、率先してアイデアを出し合い、参加者のこども達がイベントを作り上げているという印象を強く受けました。
(受付の様子)
(まずはどんな仕事をするか、みんなで話し合う。)
(どんなお店にするか決めたら、銀行で資金調達をする。)
(資金を調達したら、市場で買出しを行う。)
(準備が終われば、仕事を開始:雑貨)
(エンターテイメント)
(ゲーム屋)
(駄菓子屋)
(模擬裁判や模擬議会など、まちづくりやまちを守るための体験も行った。)
また、当日までの準備の段階では、中高生に“社会(よのなか)”の再現を強く求めました。
金融や流通、議会や裁判の流れ、それに伴う社会の課題などについて、リアリティを追及させた結果、普段の授業ではなかなかイメージができなかったことを理解へと繋げることができたという声をいただきました。
社会の仕組みをみんなで楽しみながら学ぶ新しいシティズンシップ(主権者)教育の形の1つとして、今後情報発信をしたいと考えています。
NEXT CONEXIONでは、小学生から社会人まで幅広い層を対象に、よのなか(社会)の仕組みを楽しみながら学ぶことで、よのなか(社会)へ参画する意識を育むプログラムやイベントを実施しています。
こどもタウンは、小学生には社会に関心を持つきっかけ作りが、中高生には、学校の社会の授業の理解をより深める効果があります。
次回は6月の実施を目指して動いていますので、参加したい方、企画の方へ携わりたい方、いらっしゃいましたら、ぜひお問い合わせください(^^♪