今年も映画への強い思いとともに開催!「広島国際映画祭 2021」
10月20日、広島にて広島国際映画祭 2021(Hiroshima International Film Festival 2021 (HIFF2021))の記者発表会見が行われました。
会見では映画美術監督として多くの作品で活躍されており、本映画祭の代表者である部谷京子さん、広島フィルム・コミッションの西崎智子さん、広島市映像文化ライブラリーの佐藤武さんら関係者が登壇し今回の映画祭開催の概要を発表。今年上映された『映画 太陽の子』などをはじめとした広島に関わりの強い映画を中心に、バラエティーに富んだ作品が名を連ねました。
当日は衆議院議員選挙、阿蘇山の噴火と大きなニュースが飛び交い、目まぐるしい情勢の変化が見られた中で、開催概要とともにこのイベントを行うに至った開催側の強い思いが語られました。
昨年に続きコロナ禍での開催となった今回の映画祭。代表の部谷さんがかかわられている作品を含め、新作の映画公開にも大きな影響が出ていることを踏まえつつ「(こういった状況であるからこそ)エンターテインメントの力は絶対必要だと感じ、今年もぜひ開催したいと今回の運びとなりました」と開催に至った経緯を語りました。
また西崎さんは本イベントの重要なポイントとなる「ヒロシマ EYE」で上映される作品を紹介。加えて海外の特別招待作品部門で上映される2作品の紹介など、縮小傾向にあった昨年の実施よりボリュームアップしたことをアピール。佐藤さんは昨年に続いて行われる「桃井かおり特集」の上映作品を紹介。昨年、本年と桃井さんの来場は叶わなかったものの、「来年こそは当映画祭にお越しいただきたい」と諦めずにアピールし続けていると語りました。
また招待映画の監督によるティーチインも多く行われる計画で、海外監督および一部の監督については、オンラインでの登壇となる予定となっており、公開作品の上映スケジュールやその他登壇などの発表は10月28日以降となります。
広島国際映画祭2021(HIFF2021)開催要項
主催:広島国際映画祭実行委員会
開催日:2021年11月19日~21日(3日間)
会場:NTTクレドホール(広島市中区元町6-78 基町クレド・パセーラ11F)
広島市映像文化ライブラリー(広島市中区元町3-1)
横川シネマ(広島市西区横川町3-1-12)
チケット:1日券/前売り・指定席券 1,800円
チケット販売 11/1~
ホームページ:
上映品目:
特別招待作品 6作品
ヒロシマEYE 4作品
バリアフリー版 1作品
桃井かおり特集 3作品
短編ショーケース 4作品
広島県Web公募美術展受賞作品 6作品