市川崑監督

2008.02.14 06:41

悲しいです、ご冥福をお祈りいたします。

小学生の時見た金田一、あれほど怖かった映画体験はその後ありません。

「あぼどぅばじずばぁだ」とか、「きいちがいじゃが仕方がない」とか、「うわあぁ」とうめく白石加代子とか、『過去3作品の女性が総出演の女王蜂』とか、『人力車で死ぬ佐久間良子』とか。

入社して、会社つらくてサボってた時、横溝×市川×石坂の金田一5作品、食い入るように見ました。

トヨエツの『八つ墓村』、エンディングの小室等の曲、超好きです。

一昨年、『犬神家』石坂浩二でリメイクと聞いたときは、とても興奮しました。

でもその時同時に「どうせ金田一やるなら、市川監督が手を付けてない新作が石坂浩二で見たいなあ、例えば本陣殺人事件とか」と思ったのも事実です。

で封切られ、すぐ観に行きました。

僕は旧作を思い出し興奮して観ました、でもがらがらで、結局不入りだったみたいです。

でも映画会社の人達はきっとそれでもよかったんだろうな。

市川監督に『金田一』撮ってもらいたかったんだよ、きっと。

親父の人生の卒業製作だったんだよ、多分。

さびしいなあ。でも大往生なんだよな監督。

僕のあこがれの人生です!

まだまだ撮りたいものいっぱいあったんだろうな、きっと。

きっと人はいくつでもいくつになっても、その欲望をもち続けるんだろうな。

で、僕はどうだ?

ただ市川監督、お会いしたかったです、会ってお話したかったです。

で僕はどうなんだ?

その何万分の1にもなれないのかな。