【COLUMN】赤毛のアン

先日、某動画サイトのページを開いてみると

" あなたへのお勧め " に「赤毛のアン」が表示されました。

赤毛のアンのアニメを見たことが

一度もなかった私は興味を覚え

取り敢えず一話だけ視聴してみることに。

ところが

1話だけでは止まらず、気が付けば時間が経つことも忘れ

涙を流しつつ5話まで見続けていました。

とにかく、少女アンが可愛くて可愛くて

目を離すことが出来なかったのです。

少女アンの思い描く将来の夢は

高校生の頃に私が抱いていた夢と全く同じだったことを

アニメを見ながら思い出しました。

これは単なる偶然などではなく

赤毛のアンの小説を読んだ当時の私が

アンの夢から影響を受けたからです。

そしてその夢がほぼ叶っていることに気付き

少しばかりの衝撃が走りました。

願望が叶ったのか、それとも将来の自分を予知した上で

それを夢という形に位置付けしていたのか。

本当にとても不思議です。

画像はお借りしました

まだまだ赤ちゃんの頃に両親を失い

その後は親族や知人に引き取られ

最終的には自ら孤児院へと身を寄せたアン。

小さな背中では抱えきれないほどの厳しい境遇の中でも

持ち前の想像力で悲しみに屈さなかったアンの姿からは

多くのことを学ばせてもらいました。

斜めから眺めると世界には歪みが生じてしまいますが

心の中の純粋な瞳で見つめていくと

この世界は果てしない可能性が広がっていく。

私たちがどのような視点を持っているかで

世界は闇にも光にも変わるということを

改めてアンに教えてもらったような心境です。

アンの純粋さや心の美しさには足元にも及びませんし

既に年齢を重ね過ぎてはいますがそれでも

少しでもアンに近付けると良いなと感じています。

赤毛のアンは心の浄化にぴったりかもしれません。