一都三県が『基本的対策 徹底期間』へ、異なる飲食店対策
2021.10.26 00:05
【社会報道】 令和三年十月二十五日より首都圏の中核である一都三県は、コロナ対策について『基本的対策 徹底期間』に移行した。飲食店等に対する時短要請は終了し、基本的な感染防止対策を継続実施していく。イベント開催等も緩和。
ワクチン接種の進展や都民・県民一人ひとりの感染防止の取組みにより、更に新規陽性者数は減少、医療提供体制の逼迫も改善した。冬は感染拡大リスクが高く、昨年も新規陽性者数が急増する為、感染の再拡大を抑え込み、充実した日常生活へ送れる様に一都三県は共同メッセージを出した。
本期間は、各都県で定める日までとなる。本期間中の取組みや感染状況等を踏まえ、年末年始に向けた対応を検討する。
以下が共同メッセージ。
- 日常生活;手洗い、手指の消毒と外出時のマスク着用を徹底。外出は、混雑した場所や時間を避ける。都県境を跨ぐ移動は、特に感染防止対策を徹底
- 仕事;引続きテレワークや時差出勤の推進を。オンライン会議の積極的な活用を
- 飲食;外食は都県の認証等を受けた飲食店で。混雑する時間を避けた利用を。会話の際は大声を出さず、マスクを着用。同居家族以外とのホームパーティ等は要注意
東京都(知事:小池百合子)は、十一月末まで。飲食店や遊興施設では、同一グループの同一テーブルへの入店案内を四人以内へ協力依頼。四人以上の場合には「TOKYOワクションアプリ(十一月一日以降)」又は他の接種証明書等を活用を推奨。
神奈川県(知事:黒岩祐治)も十一月末まで。飲食店等は「マスク飲食実施店認証制度」の取組みを継続。一組(テーブル)四名人以内、又は同居家族で二時間を目安。
埼玉県(知事:大野元裕)は、報道現在で期間未定。飲食店等は業種別ガイドラインの遵守、「彩の国『新しい生活様式』安心宣言」の使用・遵守。「彩の国『新しい生活様式』安心宣言飲食店+」の認証の速やかな取得。
千葉県(知事:熊谷俊人)は、十一月末まで。飲食店等は同県の「飲食店感染防止対策 認証事業認証店」と「飲食店感染防止 基本対策確認店」の利用を願う。