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名古屋ではたらく私大生の株式投資日記

今日のニュース(2017/04/16)

2017.04.16 02:14

さらっと小説家みたいな冒頭文を書ける人に憧れています。


気になった記事

【日本経済新聞 2017/04/16】

株指数運用 市場を席巻

「インデックス運用、投資信託の8割、年金運用の7割、アクティブ運用、調査コスト、ファイナンス理論、市場の効率性、ブラックロック、株価形成の歪み、企業統治改革、稼ぐ力、対話の担い手」


○きょうのことば「待機児童」

「待機児童、2万3,553人、潜在的待機児童」


○強さ誇示 米朝譲らず

「金日成主席、生誕105周年、軍事パレード、空母カール・ビンソン、トマホーク、排他的経済水域(EEZ)、習近平国家主席、平和的解決、朝鮮人民軍特殊部隊、新型ICBM、北極星、北極星2、スカッドER」


○日本、警戒と圧力

「岸田文雄外相、ティラーソン米国務長官、安保理制裁決議」


○AI「ワトソン」年1兆円稼ぐ

「IBM、ワトソン、コンサルティングツール、H&Rブロック、確定申告アドバイス、GM、イオン、腫瘍診断、マイクロソフト、コモディティー化(汎用品化)、ディープラーニング(深層学習)、アルケミーAPI、マシンラーニング(機械学習)」


○グーグルやマイクロソフト「深層学習」テコに猛追

「AIの一般化、グーグル、マイクロソフト、クラウド経由、深層学習」


○ウーバー取扱高2.1兆円

「ウーバーテクノロジーズ、取扱高200億ドル、売上高65億ドル、最終損益28億ドル赤字、ウーバーイーツ、手数料」


○アップル 自動運転車 路上に

「自動運転車、走行実験、公然の秘密、ウェイモ、大学連携、テスラ」


○ななつ星の極意



株指数運用 市場を席巻

株のインデックス運用が人気なようです。


インデックス運用とは?

インデックス運用とは、


市場平均(ベンチマーク)の収益性と同じような運用結果を目指す運用方法


のことを言います。


市場平均とは、具体的に言うと「日経平均株価」や「東証株価指数(TOPIX)」などの指標を思い浮かべてもらえれば良いでしょう。

※日経平均株価:東証一部上場銘柄のうち225銘柄の加重平均

※東証株価指数(TOPIX):東証一部上場銘柄すべての時価総額を合計し、全銘柄の発行済株式数で割ったもの


ですから、銘柄分析をしなくてもよいというメリットがあります。


数打ちゃあたる的な感じですね。


良い銘柄も悪い銘柄も一緒くたに買いますから、特定の銘柄が下がった時も他の銘柄の上昇が相殺してくれますし、もし爆上げする銘柄があれば、想定より「少し多く」利益を手にすることができます。


リスクを低く抑えることができるのも利点だといえますが、その分「大きく利益を上げる」ことは市場全体が上がらない限り望めなさそうです。


このインデックス運用に対する考え方として、「アクティブ運用」というものがあります。


アクティブ運用とは、


市場平均(ベンチマーク)の収益性を上回る運用結果を目指す運用方法


です。


市場平均を上回る運用結果を目指すわけですから、市場に溢れる銘柄の中から「キラり」と光る株を探し出し、そこにある程度の資金を集中して投資する必要があります。


その分手に入れられる利益は多くなる可能性が高まりますが(期待利益が高まる)、選んだ銘柄が下がった場合は大きな損失を被る可能性も高くなります。


インデックス運用よりもリスクを大きく取っているということが言えますね。



なぜインデックス運用が流行っているのか

なぜインデックス運用が流行っているのでしょうか。


その根本には


現代ファイナンス理論


の存在があります。


現代ファイナンス理論では、株式投資における資産運用に関して、


どんな優秀な運用者も長期的には市場平均(株価指数)に勝てない


と言っています。


なぜなら、


市場が効率的ならば、好決算など株価を動かす情報は瞬時に株価に織り込まれるから


です。


市場が効率的ならば〜」というのは経済学部の講義でよく耳にする言葉ですが、

市場の参加者(プレイヤー)全員が銘柄に関する情報をすべて入手でき、

瞬時に行動を起こすことができる状態にあると仮定した場合、

株価を動かしかねない情報が発表された瞬間に、

その情報を織り込んだ適正な株価に変わる、

という状態の市場を言います。


プレイヤーが情報を手にいれた瞬間に効率よく株を売買する、

というイメージでいいと思います。


このため、「A社の株価が上がりそうな情報を手にいれたから、みんなが気づく前に先回りして買っておこう」という行動をしても意味がありません。

もうみんな同じように買っているから。


ですから、ある情報をもとに特定の銘柄に投資して利益を上げることができないというのです。


この考えがインデックス運用の流行を後押ししています。



インデックス運用に傾倒するのは危険!?

効率的な市場だからインデックス運用に集中的に投資するべき。


理論上正しいかもしれません。


そもそも今の市場が効率的じゃなくない? という話は置いておいて、みんながインデックス運用をはじめるとどうなるか考えてみましょう。


インデックス運用は、市場平均と同等の利回りを目指す投資方法ですから、まんべんなく全銘柄に投資すれば良いことになります。


つまり、銘柄分析をして「キラり」と光る銘柄を探す必要はありません。


闇雲にみんながインデックス運用をはじめることで、銘柄分析による企業の経営や業務内容に対する良し悪しや、株価変動要因となる情報の株価への織り込みが機能しなくなる可能性が高まります。


するとどうでしょう。


決算発表で上方修正されたのに株価が上がらない。


不祥事で大幅な赤字を垂れ流したのに株価が下がらない。


こういった「株価形成の歪み」が発生してしまうのです。


株価形成に歪みが生じるということは、市場の効率性が失われたことを意味します。

効率的な市場だからといってインデックス運用ばかりしていると、皮肉にも市場の効率性を奪うことになってしまいます。


また、


株式市場は、企業と投資家の対話の場です。

株価は、企業にとっての通信簿です。


みんながインデックス運用に傾倒することで、株式市場の果たすべき役割が失われてしまう危険性があることを、わたしたちは理解しておく必要があります。


これによる弊害は、

企業と投資家が対話する場がなくなることによって、企業の経営改善や業務改善のインセンティブが失われること

だと思います。



資産運用の手段の一つとしてインデックス運用を用いることは良いことだと思います。


しかし、インデックス運用のみに傾倒すると、インデックス運用の成立条件である市場の効率性を喪失しかねません。


僕は銘柄分析によるアクティブ運用を「信奉」している人間なので、「市場の効率性維持」という観点も大切にしながら、日々の銘柄分析と投資活動に取り組んでいきたいと思います。