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すずめのおそで ‐ Suzume no Osode -

市松人形(お着物編)

2017.04.16 06:48

*こちらもお人形の画像が出てきます。苦手な方はご注意ください。


プロに直してもらえば、もっと違ったものになったとは思いますが、

やっぱり自分で手をかけると、愛着もひとしおです(^^)

着物も素敵なものがいいなあと、柄合わせにとても時間をかけました。

それで選んだものがこちらの古布。

松竹梅のおめでたい柄。

でもこういう柄は、着物のどの部分にどの柄を合わせようか、とても悩みます。

布を裁つまでに、とても時間がかかりました。

そして、何とか縫い合わせたのがこちら。


一つ身の着物です。柄がつながるように頑張りました。

そこから、裏地をつけ、帯揚げ・肩揚げをし、紐をつけ・・・


そして、着せてみたのがこちらです。

顔立ちがちょっと大人っぽいのですが、かわいらしい子になりました。

もう一人の子には、小紋に、折り鶴柄の被布を仕立ててみました。

袖からちらりとのぞく手もかわいらしくできました。

なかなか大変な作業で、うまくいったかどうかはわかりませんが、

自分の中では大満足。


完成から数年が経ちましたが、今でも戸棚に飾ってあるお人形を眺めるたびに

微笑んでしまいます。

これが手作りの良さなんだよなあと、しみじみ感じた出来事でした。