ダブルテレキャスターという切れ味抜群のカッティングとバキバキタイトなリズムで一気にブレイクした【Bloc Party】の傑作1stは、今聴いてもゾクゾクします。。
2005年、UKロックシーンに彗星のごとく現れた【Bloc Party】
このデビューアルバム「Silent Alarm」で一気にメインストリームに躍り出ました。
Bloc Party「Silent Alarm」
この時代は、
The Libertines
Muse
Kasabian
Kaiser Chiefs
Arctic Monkeys
The Horrors
とUKロック勢が一気に躍進した時代。
そんな中、個人的には【Bloc Party】がダントツに好みでした!
2003年、当時大型新人として頭角を現していたフランツ・フェルディナンドにデモテープを送り、前座に抜擢されたことで音楽活動を本格化。
Best Coast、Cloud Nothings、Los Campesinos!、Bright Eyes、Clap Your Hands Say Yeahなどを輩出した、当時は新鋭のロンドンのレーベル"Wichita Recordings"から今作「Silent Alarm」をリリース。
アフリカ系英国人のケリー・オケレケの強弱しなやかなヴォーカルに、マレーシア系中国人の父と、英国人の母を持つマット・トン(現在は脱退)のバキバキタイトなドラミング。
ダンスミュージックに強い影響を受けていると語っていた彼らのサウンドは、カッチリはまったリズム隊の上を凶器のごとく、ダブルテレキャスターという切れ味抜群のカッティングで疾走!当時、ポストパンクと呼ばれていた彼らのサウンドは抜群にツボでした。
まだ聴いてない方にはこの2曲!!
「Banquet」と「So Here We are」を聴いて貰えれば伝わると思います。
まさに「静」と「動」の柔軟さでメロディーセンスは抜群!
Bloc Party - Banquet
Bloc Party - So Here We are
切れ味鋭いポストパンク的な曲やアルペジオも美しい楽曲まで幅広い楽曲たちを作品にまとめあげたポール・エプワースのプロデュース力は既にこの時からなのか~。と思わされるほど。
ポール・エプワースは、今や世界のアデルを手掛けグラミー・プロデューサーにまでなりましたね。
このアルバムは全曲良いので他の曲もご紹介!
Bloc Party - Helicopter
当時、この曲「Helicopter」がMTVでガンガン流されていました。
Bloc Party - This Modern Love
Bloc Party - Like Eating Glass
リリースされた当時はUKの怖いパイセン、オアシスのギャラガー兄弟に「アートスクールの学校祭バンド」と評価されていましたね。。
2nd「A Weekend In The City」がリリースされると否定的な考えを撤回して高評価になりました。
「A Weekend In The City」もかなりの傑作盤ですが、初期衝動的な良さとインパクトがあった、この1stが個人的にはお気に入り!
まだ聴いてなかったよ~という方は、
是非この機会にチェックしてみて下さいね!