ダバオで鉄道を。笑笑。フィリピンは相変わらず目先の金、目先の見栄だけ。本当の収支を考えられない。
ミンダナオ鉄道は全長1,544キロメートルにおよび、ダバオ市、ジェネラルサントス市、カガヤンデオロ市、イリガン市、コタバト市、ザンボアンガ市、ブトゥアン市、スリガオ市、マライバライ市を結ぶ。同鉄道の最初の工事ではタグム市-ダバオ市-ディゴス市(全長約100キロメートル)が計8つの駅とともに結ばれる。さらに、122,000名の乗客を想定して設計されており、タグム市-ディゴス市間でかかる時間も現状の3時間から1時間に短くなるとされている。と発されたが、しかし、鉄道ってただ線路引いて列車を走らすだけでは無い。見えない裏には大きな施設が居る。線路のレールや電線、その送電線、そして列車の、毎日のメンテナンス、そして数年毎には大きなメンテ、交換が必要である。私は何度かミンダナオには行っているが、ミンダナオはフィリピンでも一番教育レベルが低く、故に賃金も低く、例え就労していても月の給与平均は月8000円程度である。そこでこの計画は中国鉄道と同じく、赤字を覚悟して行う必要が有る。フィリピンの空港で駅前でタクシーが拾えるのはダバオだけで、他の空港ではトライシクルだけだが、では他の空港はどうかと言えば、タクシーがある空港は数える程だ。それがフィリピンで経済の70%はマニラに集中している現状である。日本の様にこうした整備が出来るには1日ミンダナオの月収を簡単に使える100万人以上の客があっての話である。中国は所詮自分が赤字でもやる国だし、赤字にして困ったら乗っ取る国だからやるし、携わっているフィリピン人は、ポケットがこの瞬間温まるからやるだけだけど、最終的な赤字は誰が負担するのか。まあその頃には私はフィリピンに片足20%ぐらいしか無いので良いが、まあ36年間進歩が無い国だね。この金があったら道路整備でもしろよ。バスやトラックがハイジャックされない様にしろよ。と私は思う。