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熊本 整理収納  暮らしのモノとコト ”暮らしととのえ部”

熊本地震から1年

2017.04.16 12:23


ご訪問ありがとうございます。

熊本 整理収納アドバイザーの

藤本えい子です。


今日はあの日から1年でしたね。

全国の方からの支援、

本当にありがとうございました。

感謝申し上げます。




去年の事を思い出すと、

日常ではない時間が数か月

過ぎた感じがします。

記憶の中の色がうっすら白く、

もやがかかった感じです。




キッチンの横に4畳半ほどの和室があります。

そこには、熱帯魚を飼ってます。


10秒だったでしょうか、前震で

熱帯魚の水が飛び出してしまいました。

急いで畳を剥がし、こぼれた水を

拭きとり、朝になったら天日干しを

しました。

前震の翌朝は、良く晴れていました。

そして、夕方乾いた畳を敷いたのに、

その真夜中、今度は長い揺れが。


1階に降りてみると、前日よりも

さらに激しく熱帯魚の水がこぼれていました。

そして、その中の魚も。

倒れなくて良かったです。


前日と同じ様に、畳を拭き、

今度はこぼれても良い様に、

近くにあったレジャーシートを

敷く生活をしました。

せっかく片づけたのに、また揺らされ、

物が飛び出し、散乱。

2回目の片付けは気力を無くしてます。


片づけても、また、揺れて散らかるよね。

そんな思いもありました。




揺れが少なくなるにつれ、日常に近い

生活が送れるようになりました。

近所にはコンビニがあり、

とても頼りになりました。

そして、この道路にもコンビニの

駐車場にも、沢山の車が停まっていました。


勿論、物資を待つのもありますけど、

電柱から身を守るために、電柱が無い

住宅用の道路に停車し、車中泊です。

我が家は庭の前の道路に停泊。



初めて経験しましたが、

足を伸ばして寝れるというのは

本当に幸せな事なんですね♡


車の中は狭い。



そして、地震があって絶対的に

必要と感じたのが、「水」です。


あの時は断水した時の為に

お風呂のお湯を常に溜めてました。

お湯を抜いたら、掃除してすぐ

お湯を張る。

トイレ対策です。


以前から少しは用意はしてましたが、

あれから、家族分の水を用意してます。


そして、賞味期限が切れた水も

そのまま、保管してます。

なぜなら、洗ったり、トイレを流したり、

何かと、使えるからです!

飲めないですけどね(^^;)

防災の備蓄の分をこの前

無印の頑丈ボックス(大)に

入れ替えました。

賞味期限が切れていたりして、

入れ替え途中です。


地震を経験してもなお、

準備万端ではありません。

時間と共に、普段の生活から

恐怖が薄れていくのです。


最初の頃、トンネルを抜けるのが

怖かったです。

この中で揺れて、崩れたらどうしよう。

早く、抜けたい。と思っていましたが、

現在は普通の感覚です。


いつ起こるか分かりません。

そうは分かっていても、なかなか

本気で対策出来ないものです。

なぜだろう…?


…受け入れたくないから。




アドバイザーとして、母として

準備をしなくてはと思うのですが、

思うようにはいきません。


しかし、blogを書きました。

しっかりしなくては。

少しずつでも、始めなければ。

頑張りますっ。




最後までお付き合い

ありがとうございました☆