熊本地震から1年
ご訪問ありがとうございます。
熊本 整理収納アドバイザーの
藤本えい子です。
今日はあの日から1年でしたね。
全国の方からの支援、
本当にありがとうございました。
感謝申し上げます。
去年の事を思い出すと、
日常ではない時間が数か月
過ぎた感じがします。
記憶の中の色がうっすら白く、
もやがかかった感じです。
キッチンの横に4畳半ほどの和室があります。
そこには、熱帯魚を飼ってます。
10秒だったでしょうか、前震で
熱帯魚の水が飛び出してしまいました。
急いで畳を剥がし、こぼれた水を
拭きとり、朝になったら天日干しを
しました。
前震の翌朝は、良く晴れていました。
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そして、夕方乾いた畳を敷いたのに、
その真夜中、今度は長い揺れが。
1階に降りてみると、前日よりも
さらに激しく熱帯魚の水がこぼれていました。
そして、その中の魚も。
倒れなくて良かったです。
前日と同じ様に、畳を拭き、
今度はこぼれても良い様に、
近くにあったレジャーシートを
敷く生活をしました。
せっかく片づけたのに、また揺らされ、
物が飛び出し、散乱。
2回目の片付けは気力を無くしてます。
片づけても、また、揺れて散らかるよね。
そんな思いもありました。
揺れが少なくなるにつれ、日常に近い
生活が送れるようになりました。
近所にはコンビニがあり、
とても頼りになりました。
そして、この道路にもコンビニの
駐車場にも、沢山の車が停まっていました。
勿論、物資を待つのもありますけど、
電柱から身を守るために、電柱が無い
住宅用の道路に停車し、車中泊です。
我が家は庭の前の道路に停泊。
初めて経験しましたが、
足を伸ばして寝れるというのは
本当に幸せな事なんですね♡
車の中は狭い。
そして、地震があって絶対的に
必要と感じたのが、「水」です。
あの時は断水した時の為に
お風呂のお湯を常に溜めてました。
お湯を抜いたら、掃除してすぐ
お湯を張る。
トイレ対策です。
以前から少しは用意はしてましたが、
あれから、家族分の水を用意してます。
そして、賞味期限が切れた水も
そのまま、保管してます。
なぜなら、洗ったり、トイレを流したり、
何かと、使えるからです!
飲めないですけどね(^^;)
防災の備蓄の分をこの前
無印の頑丈ボックス(大)に
入れ替えました。
賞味期限が切れていたりして、
入れ替え途中です。
地震を経験してもなお、
準備万端ではありません。
時間と共に、普段の生活から
恐怖が薄れていくのです。
最初の頃、トンネルを抜けるのが
怖かったです。
この中で揺れて、崩れたらどうしよう。
早く、抜けたい。と思っていましたが、
現在は普通の感覚です。
いつ起こるか分かりません。
そうは分かっていても、なかなか
本気で対策出来ないものです。
なぜだろう…?
…受け入れたくないから。
アドバイザーとして、母として
準備をしなくてはと思うのですが、
思うようにはいきません。
しかし、blogを書きました。
しっかりしなくては。
少しずつでも、始めなければ。
頑張りますっ。
最後までお付き合い
ありがとうございました☆