アウェアネスカード
脳は信じ込みによって働きます。
脳は実体験も、イメージ体験も 同じインパクトを持つ刺激 として受け取ります。スポーツ選手がイメージトレーニングで実際のトレーニング以上の効果を得ていることは周知の事実です。プラシボ効果という言葉も ご存知の方が多いことでしょう。 心理学でも人は自己イメージのとおりに生きるといわれます。
自己イメージとは「私は~である」のように、自分自身に対して 持つイメージです。自己イメージを見直すことはとても大事です。 自己イメージを見直したり、自分で思っている自分と、他者に思われている自分の違いを見たり、自分が欠点だと思っている性格の裏に隠されている長所に気付いたりするのに役立つ アウェアネスカードを作りました。
パーソナリティの色々を 各カードで表しています。各パーソナリティにはプラス面、マイナス面の双方が表記してあります。(性格のリフレーミングにも使えます)
トランプ形式になっています。
グループでも 個人でも使えます。ここでは グループでの使い方を紹介します。
①カードは各自に一組用意します。
② あなたの性格は 色々な場面,いろいろな相手で 変わってしまうと思われませんか?(各自)代表的な日常場面、関わる相手をイメージしながら どんな自分が登場するかを アウェアネスカードの中から10枚選びます。
③選んだカードの中で「好きなもの」、「嫌いなもの」、「中心的なもの」、「 身近なもの」、「相反するもの」、『「これ」があって「それ」がある』など カード間の関係を考えながら、10枚を配置します。
④メンバーの一人が自分が選んで配置したアウェアネスカードの説明を他のメンバーにします。(自己紹介)説明を受けた他のメンバーは それぞれ 説明者が選んでいない カードで 説明者の性格を表していると考えられるものを一枚選んで プレゼントします。
⑤説明者は プレゼントされたカードに対して感想を伝えトランプのマーク毎の枚数を控え、相手に返します。(他の人のカードと混じり合わないため)
⑥説明者にはメンバー全員が順になっていきます。
⑦最後に選んだカード、プレゼントされたカードの枚数をマーク毎 に数え「気づきのために」 を参考に楽しんでください。
⑧時間があれば相性の良い人、悪い人のカードを選んでマーク毎に分け、楽しむこともできます。
インナーチャイルドワークにも使えます
1・インナーチャイルド(癒されることを望んでいる分身)を カードの中からできるだけ選び出します。
2・そのカードを上記と同じように構造化します。
3・どんな分身があればそれは癒されるか?を探ります。
4・NLPが使える方は六段階りフレーム に連動するとよいです