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"名曲喫茶の記憶"

自分にとってのライブ喫茶♪

2021.10.25 12:31

自分にとって最初のライブ喫茶。

学生時代にクラシックギター研究会というサークルに在籍してました。

研究会といってもギターの構造等を研究するわけではなくて、合奏をメインに楽しむ普通のギターサークルです。

毎年秋にはご多分にもれず、学園祭がありまして、当サークルは毎年、クラシックギターの生演奏を聴いてもらう喫茶店を出店していました。店名は"喫茶アデリータ"。ギターの名曲から名前をとっています。

この頃は、学食でもギターを弾くくらい燃えていたのだが、周りはいい迷惑だったと思う。


記憶では生演奏の喫茶店体験はこれが最初です。コーヒーやトースト、ホットドックなどをメニューに、サークルのメンバーで演奏します。まぁ、音楽サークルあるあるですよね。

この体験は出店側だったのですが、お客としてライブ喫茶を訪れたのは、やはりこのサークルがらみで、川越にあったページワンというお店が最初でした。

細長い店内で、わりと狭いスペースだったと記憶しています。

サークルの先輩の「バリバリのバッハを弾いている人がいる」という情報で、数人で出かけました。

演奏されていたのは、竹内永和さんというクラシックギタリストで、今や映画音楽等の編曲で有名なギタリストの重鎮ですが、当時の竹内さんはまだ20代。東京国際ギターコンクールなど様々なコンクールで輝かしい賞を受賞された新進気鋭のギタリストでした。

竹内さんのライブにはサークルメンバーで聴きに行かせていただくようになり、図々しくもサークルの合奏曲のアレンジや定期演奏会では客演までお願いするようになりました。

↑竹内さんに客演していただいた時のパンフレットより、、竹内さんカッコイイです。


私は竹内さんの編曲でヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲を演奏させていただき、この時の楽譜は今も大切に持っています。(拙い演奏で申し訳なかったのですが、、、)

そしてなんと竹内さんは、カデンツァでも演奏して下さいました。そしてこのライブにはサークルの先輩も訪れて下さり、私の思い描いた夢の一つが現実となったライブでした。

この学生時代の体験がカデンツァに繋がっているのは間違いないです。