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Airbnb の ミッション

2017.04.16 18:10

人と人をつなぐ


空いている空間を利用する

シェアリング


airbnb


個人間の空き部屋賃貸を仲介するサービスAirbnbの創業者・Brian Chesky(ブライアン・チェスキー)氏が起業家育成講義に登場。


長きに渡ってユーザーから愛されるサービスを目指すAirbnbでは、そのために企業文化づくりに徹底してこだわっていると語る。


彼が語った、ミッションを共有することの重要性とは? 





Airbnb のミッション

ではAirbnbの価値観とは?


ブライアン 6箇条の信念があります。その中から3 つをお話します。


まずはミッションにおけるチャンピオン。


これがどういうことかというと、私達は明確なミッション・目的を持った人々と一緒に仕事をしたいと思っています。


報酬がいいから、有名な会社だから、オフィスがカッコいいからといって希望してくるような人とは一緒に仕事をしたくありません。


ミッションについて少し話をさせてください。Airbnbとは世界を旅行する際に宿泊する家や部屋を検索し予約するサービスとして知られています。



確かにそれが私達がやっていることで間違いではありません。しかし、私達がこのサービスを提供している理由としては弱いです。



2012年に、Airbnbで自宅を提供するホストの1人、セバスチャンと会いました。


私達は実際に各地のホストと会って話を聞いています。ロンドン北部に住む50代後半の男性です。


彼は言いました、「ブライアン。君がウェブサイトで使わない言葉があるね」。


私は、「どんな言葉でしょうか?」と聞きました。


「友情、フレンドシップだよ。これについて少し話をしたいんだ」と彼は言いました。


彼の話はこうです。

そのミーティングの6ヶ月前に彼の家の前で暴動が起こり、彼はとても不安な思いをしたそうです。


翌日彼ふの母親が大丈夫? 

と電話をしてきたそうです。

彼は大丈夫だよ、母さんと言いました。


家は無事なの? 

と彼の母親。

家も無事だよ、と彼は言いました。

ここからが面白いんです。

暴動が起きてから、母親が電話してくるまでを時間にすると約24時間。


その24時間の間で彼がAirbnbを通じて過去に受け入れた7人の宿泊客から電話があったそうです、


「大丈夫? 無事ですか?」と。


彼の母親より先に、過去に彼の家に滞在した宿泊客、しかも7人から連絡があったんだぞ。


これがどういうことかよく考えてみるんだ、と彼は言いました。



サービス網は190カ国に

今年の夏のピークの日には190カ国で425,000人がAirbnbを通じて誰かの家に滞在していました。


これは北朝鮮、イラン、シリア、キューバを除く全ての国です。


ロンドンのセバスチャンの話を聞いても、これを見ても、私達のサービスが部屋の予約や旅の間の宿泊サービスだけではないことは明確です。


私達の信念は人々が世界をより身近に感じられるように、世界中の人々を繋げていくことです。


どこに行っても温かく迎えられるような感じを人々に感じてもらいたい。


私達のミッションは世界のどこへ行っても、その場所があたかも自分のホームグランドのように馴染めるようにすること。


5年後、20年後の私達が部屋の提供をまだ続けているかはわかりません。


しかし、何年経っても、人々を繋げていく、温かい人の輪を世界中で広げていくという私達のミッションが変わることはありません。


私達が人を雇う時、このミッションに共感するミッションのチャンピオンであることが大前提です。


このミッションに生きているか? 

深くこれを信じているか? 

人を繋げるというミッションに関連する逸話を持っているか? 

私達のプロダクトを使ったことがあるか? 

私達のプロダクトの可能性を信じているか? 

と確認します。



余命10年と宣告されてもこの仕事をしたいか?

スタッフ数が300人に増える時点まで、私自身が面接官として人々を面接していました。


クレイジーだと思われるかもしれませんが、「余命1年と宣告されてもこの仕事をしたいと思いますか?」と面接でいつも聞いていました。


この質問にイエスと答える人は家族と上手く行っていないのではないかという可能性があるので、これを後に「余命10年」と変えることにしたのですが。


あと10年しかないとすれば自分のやりたいように生きるべきです。


10年もあれば自分のしたいことをしっかりと考えてやることが出来ますから。


面接に来る人々に「あと10年しか生きられないとしたら?」と考えて欲しいのです。


もしも考えてみて、10年でやりたいことが私の会社で働くことではなく、世界を見て周ったり、自分の会社を立ち上げることであるならば、そうするべきだと思いますので。


我慢して私の会社で働いてもらう必要はありません。自分のやりたいことをやって欲しいと思います。


ブロック塀を組み立てている2人の男の話を聞いたことがありませんか? 


ある人がブロック塀を組み立てている最初の男に「何をしているんですか?」と声をかけると、彼は「ブロック塀を組み立てているんだよ」と答えます。


同じ作業をしているもうひとりの男に同じ質問をすると「大聖堂を建てているんだ」と答えるという話です。


「仕事」と「天職」は違います。


私達はただ生きていく為に働くしかないと思っている人を雇いません。


天職を全うしたいと思っている人を探します。


ミッションのチャンピオンであること、これが第一原則です。

airbnbミッションより


僕の力なんてたいしたことはないかもしれないけど、人と人をつなぐ


世界と日本をつなぐ、そんな一つをImuraを通してお手伝い出来たら本当に嬉しいです。


今日も明日も世界からやってくるゲスト、日本全国各地からやってくるゲストを迎え、ひと時の良い思い出作りのためにスタンバイします。


世界中に友達ができる

民泊=airbnb

めちゃ楽しいです。❣️


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