Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

髙橋ファーム

責任のとり方、とらせ方

2017.02.07 04:30

組織に属していると、『ミス』は

つきものです。しかし、問題が発生した後、その問題を起こした本人に、どう責任を

とらせるかで、その後の結果が違ってくる

と思います。


太平洋戦争時、連合艦隊司令長官

山本五十六元帥搭乗の一式陸攻が

太平洋上で米軍機に撃墜された時、

直衛の重要任務についたゼロ戦護衛の

搭乗員達のその後の処遇です。


普通だったら、『自決』か、『特攻』で

この失敗者を抹殺することを考えます。

しかし、海軍当局は、この搭乗員達に、

まず『自決』を禁じ、『特攻』でもない

戦闘機乗りとして、空戦に参加させた

そうです。その後この中の一人は、

偉大な功績をあげたそうです。


どの組織でも有為な人材には限りがあり、

敗者復活戦方式で大切に使うべきかも

しれません。


『良心的な失敗者は、二度と過ちを繰り

返さない』と言われています。


もし、ある航空会社の飛行機が墜落した

としたら、その後、逆にその航空会社の

飛行機に乗った方が安全かもしれません。

なぜなら、この事故で航空会社は、

緊張感を持って、全社員がより仕事に

取り組むと思われます。


何か問題が生じた時、直ぐに抹殺する様な

責任のとり方、とらせ方をするのではなく、リターンマッチの機会を与えれば、

その後の結果は…。


ちなみに、私の畑仕事では、

一人の自己完結なので…。