透悟物語2021 秋

令和3年度「下関市中学校新人陸上大会」

トウゴの今シーズン最後の大会

ギプスが外れて約1ヵ月、

可能な限り個人練習を重ねてきました…

朝一から、最初のレースは

「共通4×100mリレー」タイムレース決勝

2組目第3レーン

今回は4走と2走を交代し、県No.1のチームメイトがアンカーにまわり、セオリーではエースが集う第2走を担当

チームでバトン練習がほぼできておらず、

案の定、全体的にバトンパスはイマイチでした…

結果は全体で、惜しくも0.03秒差で2位‼︎

続いて、２年100m予選に出場

5組目第5レーン

実は、朝、トウゴは100mを欠場すると顧問に伝えていました

昨年度、そして今年も春季・秋季大会ともに200mに出場しており、今回も200mだと顧問の先生に言われていたようですが、

当日の朝、100mに申し込んでいたことを伝えられたようで…

そうなると、

110mハードルの直前に走ることになるので

今回ハードルを頑張りたいトウゴは、

100mを捨ててハードルに賭けることを決め、

欠場を先生に伝えたようです

でも、私との話し合いで

（意図があり）100mも走ることになりました

スタートと最初の10mまでは1番でしたが

格上の選手はさすがの走り…

トウゴは後半の伸びがいつもと違い、

ゴールも胸を出さず、そのまま走り抜けていったので

「何か様子がおかしいな…」

と思っていましたが、案の定…

あとでトウゴに

「100mは本気で走ったん？」

と聞くと

ニヤっと笑いながら、「いいや（笑）」

と答えました、、、汗

この野郎…  笑

気持ちはもちろんわかりますが… 

とにかく、

100mの予選が終わり、

そのまま小走りでスタートラインまで戻ってすぐに110mHのスタート

3〜4分後、すぐに本命のハードルでした

こんなに短時間で走ることは、たぶん、トウゴの陸上人生で最初で最後だと思います…

この日すでに3本目のレースに出場

しかも、男子のハードルに関しては、難易度や恐怖感などなど…とにかく２年生から競技を辞めたり転向したりする選手が多く…

今回も他校の選手が欠場し、

初めて1人だけで走ることなりました…

ただ、

トウゴはとにかく集中し切っていました…

一人で走ることも、

脚の痛みも、疲労も、言い訳にせず

とにかく、集中していました…

正直、脚がもつか心配していましたが…

7台目まで軽快に飛んでいき

最後の10台目まで

なんとか全て3歩で走れました…‼︎

結果は、

1ヶ月前の県大会より約1秒も記録が速く

骨折前の自己ベストを0.16秒更新‼︎

本人が目標としていた記録には及びませんでしたが、

この状況と今の状態で

良く走りきったと思います…

そして、

100mのことですが…

トウゴの作戦は見事に外れてしまい… 苦笑

なんと、100m予選では全体で7位となり

決勝進出‼︎

しかも、自己ベストを0.04秒更新！

11秒台が見えてきました

1つのレースに出る度に、

70〜80分前からウォーミングアップに行き、レース後はクーリングダウンで体を動かしているので

朝から、ほとんど体を動かし続けている状態…

ということで、この日4本目のレースは

「２年男子100m決勝」

中学校の大会では初めて出場した100mで決勝に残りました

選手一人一人、丁寧に紹介され

格上の選手たちと走ります…

スタートは良かったけど

やはり、脚がもう残っておらず…

食らいつくのがやっと…

頑張りましたが…  

明らかに疲れが出ていました

僅差で決勝8位

そして、プログラム最後

２年男子4×100mリレー最終組

共通の時と同じメンバー、同じ走順で、

トウゴは2走を担当

1.2.3走で4走のエースに同着トップでバトンを繋げ、ラストで引き離し、見事に優勝‼︎

一日中、本当に良く走りきりました…

結果

共通4×100m  2位

２年110mH   1位

２年100m     8位

2年4×100m   1位

２年男子総合 1位

男子総合        3位

昨年の異常な強さによる大会新と4冠とまではいきませんでしたが、

今回のトウゴは立派に3冠です

そして

少ない部員数にもかかわらず、

特にトウゴの学年では、

3000mを除いて、出場した全てのトラック種目（100m.200m.400m.800m.1500m.110mH）

で、チームメイトが優勝しました

とは言え、練習状況を考えると、

正直まだまだなので…

この冬場がとても大事になってきます

疲労困憊ですが

トウゴはこの日の翌朝、県記録会へ

透悟物語、つづく…