Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

テマヒマ

面取

2021.10.27 00:27

おはようございます。


暮らし、味わう。


民藝と発酵をモノサシに

食を通して暮らしの豊かさ提案する

古民家セレクトショップ&カフェ テマヒマ

本日は水曜日で定休日!

プロデューサー、バイヤーの太田 準です。

一昨日の営業終了間際のことですが、陶工で

兵庫県民芸協会会長の前野さんと、同理事の

田口さんのお2人がテマヒマにお立ち寄り下さ

いました。田口さんは東京在住で協会のオン

ラインでの理事会やインスタライブではお会

いしていたのですがリアルにお会いするとい

う意味では初対面。初めて会ったような気は

しないもののやはり実際に会う、話すってい

うのは大事ですね〜。関西にお越しになると

いうことで3日間前野さんが京都・大阪・兵庫

フルアテンドされてたようです。

短い時間でしたが、色々なお話も出来てとて

も楽しい時間だったのですが、茅葺というタ

イトルのブログでも書いたように現在前野さ

んは新居作りを進めてらっしゃることから、

テマヒマのリノベーションや椅子のことも

話題に。

テマヒマの床は、朝鮮張りという技法/意匠を

採用していて、柿渋を塗って希釈した鉄液を

塗ることでエージングした風合いに仕上げる

ということをしています。詳しくはリノベー

ション当時の上記リンクをご覧頂くとして。


前野邸も朝鮮張りだそうですが、そのアプロ

ーチの違いが面白いなと思いました。僕の場

合、工務店さんと一緒に河井寛次郎記念館に

行ったりしつつ、出来上がりイメージを伝え

て、細部は工務店さんや大工さんにお任せし

たのに対して、前野さんはYouTubeで朝鮮張

りの工法を調べて、大工さんにお願いしたそ

う。作り手らしいというか、突き詰める、細部までこだわる前野さんらしいというか。僕

の場合、よくこのブログでも書いていたよう

にサラリーマン時代のマネージメントスタイ

ルからきてるようにも思いますし、の書き

方で言えば、工法と捉えるか、意匠と捉える

かの違いのようにも思います。


ちなみに障子の意匠は、河井寛次郎記念館や

日本民藝館などのものをヒントに作って頂い

たのですが、写真で説明して工務店さんから

建具屋さんに依頼してもらいました。後々本

家のものを見ると面取りされていて、お任せ

スタイルの詰めの甘さだったなぁと思います

。大工さんでは無くディレクションした僕の

ディレクションの問題。それも僕らしいと言

えば僕らしいのですが。。。

テマヒマは本日水曜日で定休日です。明日10/

28(木)11時オープンで皆様のお越しをお待ち

しております。

尚、29日(金)はご案内の通り臨時休業です。

それでは、今日も好い一日を!


タイトルの漢字2文字を面取とするならば、俊

彦窯さんの面取りの器も合わせてご紹介すれ

ばよかった〜とも思いますが、そこの甘さも

僕らしさと言えば僕らしく。。。