はじまり(続き)

「アロマオイルとの出会い」③

もう精神的に限界だー。と思う頃、日本に帰省する予定があったので、お正月に初めて日本へ息子と旦那を連れて帰りました。

海外生活が長いので、頻繁に家族に会えませんが、私の表情をパッと見て母が言いました。

「そりゃノイローゼよ！」

その時まで、自分がノイローゼだなんて、自分では思いもしない訳です。

精神疾患は、自分で診断なんて出来ないんですね。

余裕がない。

心が健康じゃないから、脳みそがそんなことに働かない。

でもその時母に言ってもらって、初めて「そっか。私は病気だったんだ。」

と安堵したのを覚えてます。

日本での休暇を終えて、ハワイに戻っても生活は変わらぬままでしたが、

ふとしたきっかけが訪れます。

毎年ハロウィンのイベントの時だけ顔をあわせていた、ご近所さんが

アロマのクラスをご自宅で開いているのを知り、

直ぐに参加しました。昔からアロマとかハーブには興味があったし、

香りが今の私の状態を変えてくれるかもしれない、と思ったのでした。

ビギナーのクラスに参加し、ペパーミントの香りを嗅いで圧倒されました。

クリスプで、今まで嗅いだどんなアロマとも違う、《精油》でした。

そして柑橘系の精油を、グラス一杯の水に入れて《飲む》という経験もしました。

今まで使ってきたアロマ、と呼ばれる芳香には、

飲めるという概念がありませんでしたから、衝撃的な出会いでした。

小さなサンプルボトルをいくつかいただき、すぐ使い始めました。

そして、サンプルが無くなる頃には、このエッセンシャルオイルたちが私の救いに

なる！と確信し、木の箱に入った真新しい精油を手にしました。

その後すぐ、Ｓさんファミリーとのハウスシェアの家からも卒業し、

未知の土地、島の西側へ引っ越しをして家族だけの生活が始まりました。

私のオイルジャーニーの始まりでもあります。

注》ブログ内で触れる《エッセンシャルオイル》は高品質な安全性が保障された

　　精油を使っています。詳しくは《Contact》のメールからお問い合わせください。