人の心とパレットと
どうもどうも
「エゴと向き合う
ゆるしのライフコーチ&カウンセラーえるびす」 こと
みうらまさるです。
これは娘の絵の具のパレット。
何度も使用しているうちに
洗っても洗っても
色は落ちなくなってしまった。
これを洗っている時に
気がついたんだけど
人の心もこのパレットと同じで
最初は真っ白だったけど
生きているうちに
だんだんと
こんな風に色がついていくのだろうなと。
そして
過去を後悔することって
過去に囚われるってのは
パレットに色が染み付いてしまったことを
悔やんでいるのと同じじゃないのかな?
と思った。
あの時「緑」を使わなければ良かった
この時は「青」であるべきだった。
もっとキレイに使うべきだった。
早くしていればこんなことには
ならなかったのに。
だけど
パレットは使ってなんぼの道具。
色を絞ってこそのパレット。
この上で何色もの絵の具が絞られ
何色もの色が作られて
キャンバスの上に
絵筆で色が載せられていく。
後悔は
それまでの自分の選択を
否定してしまうのと一緒。
目の前に現れた現実が
望まない結果であったとしても
(結果に見えるだけで原因にもなりうる)
それまでに至る間の
自分の選択まで否定する必要はない。
だってその時は
それ以外選択できなかったのだから。
確かに選択肢はあっただろう
でも選んだのは一つ。
緑しかその時のあなたには
選ぶ余地がなかった。
そこに後悔は必要ないよ。
そうか
それしか選べなかったんだ。
仕方のないことだったんだ
そんな自分でも間違っていなかったんだな。
って受け入れる。
するとね、迎えた結果も
受け入れられるようになる。
それが「ゆるし」です。
あなたはたくさんの
色を使ってみたかった
いろんな色を混ぜて
新しい色を作りたかった。
そして
自分の人生というキャンパスを
彩りたかった。
それで良いんです。
結果パレット(心)が
パッと見汚れているように
見えても
経験という
落とそうとしても落とせない
色が残っているだけです。
そしてパレットの上に残る色が
思い出になったり
これから迎える出来事の参考になったりする。
そう、残っている色は
参考程度で良い。
ここは青いからここには青しか絞らない!
なんてやったら
いつの間にか
本当に欲しい色がパレットに絞れなくなるよ。
本当に作りたい色が作れなくなるよ。
せっかくいい感じに
彩られたパレットなんだから
もっと自由に
使いこなしていいんじゃない?
そしてそのパレットから
もっともっと遠慮なく
キャンバス(人生)に
色を重ねていっていいんじゃない?
ってエゴ丸くんが言ってます。
ではでは。
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