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髙橋ファーム

ヒマワリの花の不思議な数列②

2017.03.18 21:11

前回紹介させてもらった『フィボナッチ

数列』(1、1、2、3、5、8、13、21、34…)ですが、その配列した数字から『次の数が

前の数の何倍大きいか?』を調べると、1➗1=1、2➗1=2、3➗2=1、5➗3=1.666、8➗5=1.6…。


この計算から、最初のいくつかを除けば、

隣り合う数のわり算の値が『1.618…』

という数に落ち着いてきます。


この『1.618…』は『黄金率』と

よばれてます。そして、一周360度の円を、この黄金率比で分けたときに、円周部分を『1』に相当する角(360度を1と1.618…

で分ける)が『137.5…度』になります。

これを『黄金角』とよばれてます。


ヒマワリの花は、中心から外側に向かって

花がついていきます。中心に最初の花が

つき、次の花は137.5度回転した先の少し

離れたところにつきます。更に137.5度

回転して…これを繰り返していくと、

左回りと右回りのらせん模様に並んで、

花が埋めつくされます。


この花のつき方の利点は、隙間なく

びっしり花がつくことです。ヒマワリは

『黄金角』でたくさんの花をつけることで、多くの種、つまり子孫を残してるようです。


こんなにも美しい規則で、

植物は生きてます。