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STORY OFFICE

「地道にコツコツが好きです」

2021.10.30 21:00

僕は地道にコツコツ進めていくのが好きだ。

脚本を書くこともそう。(そうじゃないこともあるけどね!)

コツコツの中で、日々の積み重ねでできるワークをいくつか開発したりしている。

今日は、そんな脚本ワークの紹介してみようと思う。


1 3行ストーリー コレクション

2 CAT方式プロット術

3 観察!人物クロッキー

4 ~から始まる台詞20個と対話

5 3つのお題から考える超短編


1 3行ストーリー コレクション

これは、単純。3行ストーリーをひたすらすとっくしてまとめていくだけ。

大体、常備100個は手持ちを持つようにしている。それでもアイデアは足りないくらいだけど。


2 CAT方式プロット術

3行ストーリーを進めて、プロットを立てる。有名な本「セイブザキャットの法則」にのっとって長編企画としてのプロットを組む。これを僕は【CAT方式】と名付けている。

今年の夏場から始めて、コツコツ30本くらいになる。ひと月5~10本くらいのペースだ。

これは基本一人で進めるワークだが、

そのうち、多人数で共同で開発できるプロットのやり方も開発したいと思っている。


3 観察!人物クロッキー

これはお散歩ついでにやるワーク。

人物観察のポイントを、故林広志先生のコント講座で教わったポイントを軸に、手書きで書き留めるというモノ。

クロッキー帳を使い、イラストも描く。

イラストも描く事でその人物の人となりをより鮮明にとらえる狙いがある。下手でもいい。

これをあとで清書すると本当は良いのだが、

なかなかそこまで時間はとれないので、ストックが溜まっていく一方なのだけど。


4 ~から始まる台詞20個と対話

これは瞬発力を鍛えるワーク。意外とここから生まれた対話篇を長くしたものが、戯曲賞でいいところまで行ったりした経験もあるので、

意外と、瞬発力は侮れない、と思う次第。


5 3つのお題から考える超短編

短編を書く時にはとっかかりが重要だ。イメージを膨らませる起点として、お題を出してくれる友達がいるといい。

毎朝3つ送られてくるお題。それを元に色々考えて、短編を書く。

時間にして、3分尺の作品を30分くらいで書くのが目安。

(構想10分。執筆10分。推敲10分。という配分でしょうか)


青春短編声劇シリーズ約80本もこのワークから生まれました。

他にも日々日課として、書いていた、超短編(5枚くらいまでの作品)は多数あります。

いつか、何らかの形で発表したいものです。


今日は自分がやってきてよかったなと思う、積み重ねできる5つのワークを紹介しました。

もしよかったら試してみてね!


*参考作品 青春短編声劇 アオイロ より「春チョキ!」