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髙橋ファーム

島根県は東京より人口が多かった

2017.03.24 23:23

現在は、大都市圈と地方との人口格差が

ありますが、明治時代の日本は、北海道

を除いて、人口分布にさほど大きな差は

なかった様です。


当時の日本は農業国だったため、農村地帯

では多くの労働力を必要としていました。

なので、現在過疎化に悩んでる地方でも、

当時は比較的人口が多かったようです。


明治13年の統計では、東京(府)の人口が

95.9万人であったのに対し、島根県は

東京より人口の多い103.7万人を有して

いました。


当時と現在とでは行政区分が大きく異なっていて、当時の東京府は、現在の東京23区と

伊豆・小笠原諸島だけで、多摩地区は

神奈川県の管轄でした。


一方の島根県は、現在の島根県と鳥取県を

合わせた広大な県でした。こうした管轄区域の違いはありましたが、東京より島根の人口のほうが多かったという事実があったこと

だけは確かです。