記憶の個性を言葉に変えて
おもてなしや接客を行うにあたってやっぱり重要なのは「言葉」
「記憶する」という作業も実は個性があるようで
人によって優先感覚というものがあるそうです。
5感・・・視覚、味覚、聴覚、嗅覚、触覚
それぞれの優位な感覚によって言葉が変わってくるんだそうです。
そして、それに伴って感覚が記憶の1番の根底に残るのだそうです。
NLPの手法だけではなく、他の心理学の手法と合わせて勉強している中で、
会話の根底に感覚の言葉を乗せるとより親密になれることに気がつきました。
「○○はどうでした?」
なんて、質問に対しての答えの内容で判断するようにしています
慣れてくると、使う言葉によって判断できるようですが、
まだまだ、その域には達していません
例えば「京都に旅行に行ったんですって?、どうでした?」
に対して
「お寺が綺麗で、見ごたえがありました」(視覚)
「あそこの湯葉料理は本当においしくて・・・」(味覚)
「芸者さんの下駄の音が・・・」「鐘の音が街中に・・・」(聴覚)
「お香の香りや線香の匂いが・・・」(嗅覚)
「文化に触れて・・・」「お寺に入るとひんやりとした感覚が・・・」(触覚)
みたいに、一発目の言葉って結構人それぞれ違うので、
一番の根底の判断にしています。
そのうえで、お客様と同じ言葉選びをすることで、
共感性が生まれ、親近感が沸くようになってきます。
トレーニングとしては自分の優先感覚を知ることから始めるとわかりやすいです。
何かを想像するとき、一番に浮かんでくる感覚を掴んでいくことです。
「想像」⇒「言葉で説明」⇒「感覚をつかむ」
といったプロセスです
ちなみに自分は聴覚⇒視覚⇒味覚⇒嗅覚⇒触覚 の順が優位となっていると思われます
この写真だと、ラテに関しては聴覚は関係ないところなので、
視覚から覚えていっています。
ただ、ここでのできごとは、音の方が印象に残っているので、
この日の出来事を思い出すときは、周りの音楽や喧騒が初めに
思い描かれていきます
もちろん、事象によって色々変わります
ただ、自分の癖を知っておくと修正も行い易いので、
一日一回は振り返り、感覚を研ぎ澄ますようにしています
会話に自然にできるように。。。日々精進です