ホームページをスマホ対応化した時のメリット
ホームページをスマホ対応化した時のメリット
すっかり定着した感のあるホームページのスマホ対応化問題ですが、御社はもう対応しておられますか?
スマホ対応にしていないと、文字が小さいや画像が右に隠れて表示されないなどレイアウト崩れが発生し、サービス内容が正しく伝わらないといった問題を起こしかねません。
そのままで影響はないと考えている方がおられるかもしれませんが、今はBtoBでもスマホを使う時代。ホームページがスマホ化されていないと視認性・操作性の悪さにストレスを感じ、会社のイメージダウンにもつながります。
そこで今日は、まだ未対応!と言う方に、スマホ対応にした時のメリットについてお話しします。
【著者プロフィール】
株式会社アクセスアップ/富井清和
1998年東京都千代田区でITベンチャーを起業。金融機関・放送局・大手電機メーカーを含む約1,500社にも及ぶWebシステム開発に携わる。 主にSEO対策を目的としたコンテンツ作りとページ構成を得意とする。
日頃の業務のかたわらで、船井総研との共同セミナー講師、東京税理士会や杉並区中小企業診断士会への技術研修。杉並区商工会議所や武蔵野青年会議所等でセミナー講師を務めホームページの集客方法について語っている。
未対応だとGoogleでの検索順位に悪影響が出る
Googleは検索順位を決める基準の中に、スマホ対応がされているかどうかを追加しました。
>>【未導入!スマホ対応化】ホームページをスマホで見た時の2つの問題点
Googleは現在「MFI」という評価指針に基づいてスマホ対応のホームページを主な評価対象とする方針を立てています。このMFIとは、Mobile First Index(モバイルファーストインデックス)の略で、検索エンジンとしての認識・評価対象をパソコン用ホームページではなくスマホをはじめとするモバイル向けページへと転換する指針のことです。
MFIへは2021年3月末に全てのサイトにおいて強制移行が実施されました。
スマホ対応化になっていないホームページは検索順位が落ちてしまう可能性もあり、今までのようなアクセス数は見込めなくなってしまいます。
どの端末でも見やすくなるスマホ対応化
ここで、弊社ABCBLOGのホームページをスマホで表示させた時の違いをご覧ください。
スマホ対応化によって、ホームページデザインは「レスポンシブ化」されます。
このレスポンシブとは、パソコンを始め、スマホやタブレットなど、異なる画面サイズに応じてレイアウトを最適化する仕組みのこと。
左が、レスポンシブ化されていないホームページです。文字が小さく拡大しないと読み辛くなっています。パソコンで見た時のデザインをそのままに、小さな画面サイズのスマホで閲覧するとこうなります。
右は、レスポンシブ化されたホームページです。文字が読み易いサイズで表示され、画像は縦並びに変わっています。
もちろんURLはどちらも同じです。
レスポンシブ化されたホームページは、スマホで見ても左右のスライドや拡大表示が必要なく、片手のみで操作ができるようになります。
スマホ対応化は世界中の3/1が使っているCMSで
レスポンシブなホームページもCMSで制作することで、閲覧者の端末サイズを気にすることなく、誰でも簡単に更新できるようになります。
デザインの自由度が低下するというデメリットがありますが、パソコン用のホームページを更新するだけで、スマホ用にも反映されるのでとても便利になっています。
世界中のホームページの3/1がCMSで作成されていま今、そのほとんどがスマホ対応化されています。
どの端末で見てもホームページの視認性や操作性は重要です。
さいごに
如何でしたか?
今日は、「ホームページをスマホ対応化した時のメリット」についてお話ししました。
スマホの利用率は、パソコンより高いと言われてます。そんな中、Googleはスマホユーザーが増加していることを見越して「UX(ユーザーエクスペリエンス)」重視するとしています。
どうにもこうにも、今はホームページを運営するうえでスマホ対応化は必要不可欠となっていると言えます。